8年前に雲南省から日本にやってきた私、
東京では「雲南人」と会えないので、とても寂しかった。
以来ずっと「雲南的なもの」を一生懸命探していた。
一般的に雲南的なものといえば、お茶、きのこ、少数民族(先住民族)、
たけのこ、米で作ったラーメン、ハーブ料理…
でも実際日本で見られるのは、プーアール茶や松茸ぐらいかな。
実は中国の他の省でも「雲南人」は珍しい。
「雲南人」は雲南省からあまり出ないから。
雲南省が中国国内でさえ謎だと思われている原因のひとつかもしれない。
その昔、雲南省を旅行した北京人が「雲南十八謎」という詩を書いた。
この詩が巷で大ヒットし、雲南省のイメージ看板になった。
この「謎」リストは今でもネットで更新され続けているそうだ。