2月6日(土)から入試実施に伴い、キャンパス内を自由に行きかう人の数は
ぐんと減った。外を歩く人たちも受験生や入試実施に忙しい大人たちと、普段
とは様子が違う。にぎやかに笑い歩いていた学生たちは、いまどこで長い休み
を過ごしているのだろう?
私にも春休みを満喫していた時代があった。学生時代は競技スキーサークルに
所属し、春休みといえば合宿と大会出場を中心に過ごした。スキーのために、
雪の降らない季節はバイトばかりしていたことを思い出す。
雪を初めて離れた春休みは大学4年のときだった。就職も決まり、初めてパス
ポートを取得し、2週間の海外旅行へ出かけた。トレーニングにあけくれ、雪
にまみれ、根性と忍耐力を身につけた春休みとは違う世界がそこにあった。
社会人となり、長期休暇こそ取れなくなったが以来、異文化の魅力にとりつかれ、
時間を見つけては異空間に足を踏み入れ、その地での日常を垣間見るのが愉しみ
になった。
時々ふと、スキーに費やしたアルバイト代を、たとえば留学や海外旅行に当てて
いたら・・・と思うときがある。多感なころだからこそ、外界から受ける刺激が
その後の人生を変えた・かも・しれない、と。
スキー漬けの生活から得たものが、今の自分の一部であることは確かだ。
それこそスキーサークルでの時間は「お金では買えないもの:priceless」。
しかし一方で、外の世界で想像もつかないナニカと出会い、現実とは違った道を
歩んでいた可能性もある・かも・しれない。
「たられば」話、とはわかっている。けれど、今もし学生時代に戻り、自由に
使える時間とお金があったら、私はきっと世界中を歩き回っただろう。
歩いて歩いて、導きの手を求めて、刺激を得たくて、各地を訪ね回っただろう。
春休みも学生時代も、あっという間。
謳歌してください。
YT (ICC Staff)
