7月27日に日本・韓国青年親善交流事業の訪問団30名をお迎えしICCラウンジにて交流イベントが開催されました。私たちICC学生スタッフも「スチューデントダイバーシティセンター」の一員として参加しました。

本イベントについて簡単にレポートしたいと思います。

最初に行われた昼食交流会では、訪問団側の韓国人学生たちになんと声を掛けたらよいか、はじめはとても緊張しました。しかし、話し始めると同じ大学生同士すぐに打ち解け韓国の冬の寒さやおすすめの観光地、大学での勉強になどとても楽しく会話することができました。会話の中で特に印象に残っているのは、中国の大学に通っている韓国の学生からの「日本では挨拶の時に、年齢を聞くのは失礼なことですか?」という質問でした。私は深く気にしたことがないのですが、みなさんはどう思いますか?国による文化や習慣の違いが、面白いなと感じた瞬間でした。

 

 

昼食交流会の後、早稲田大学のダイバーシティ推進の取り組みを紹介する2つのプレゼンが行われました。1つめは、韓国に留学経験のある早大生が感じた、ダイバーシティ(多様性)について。領土問題やエネルギー問題、国家間では様々な問題を抱えていますが、多様な社会の中で、どのように相手と接するべきかを、彼女の留学経験や早稲田大学での学校生活で感じるダイバーシティに関連させてお話しいただきました。近頃私は、固定概念や先入観とは恐ろしいものだなあと感じることが増えているのですが、日本人だからこう、韓国人だからこう、と頭で決めつけるのではなく、「一人の人間として相手に敬意を持ち接すること」の重要性を感じることができました。

2つ目は、早稲田大学障がい学生支援室の取組みについてのプレゼンでした。最後の質問タイムで「韓国の大学では、障がいを持つ学生が学校をやめてしまうことが多いのですが、早稲田大学ではどうですか?」という質問に、「早稲田大学では、そのようにならないように活動しているので、少ないです。」とおっしゃっていて、自分の所属する大学の障がい学生へのサポート体制の充実ぶりを改めて知る機会となりました。プレゼンをされた障がい学生支援室のスタッフが話された「実は私も耳が不自由です。みなさん、耳が聞こえないとしゃべることができないと思っていませんか?それも先入観です。」とのひとことは私も含めハッとさせられたスタッフが多かったのではないかと思います。

最後に、今回の交流事業のメインテーマである「国際化の進展に伴う大学や企業におけるダイバーシティー・マネジメントの必要性」から、ダイバーシティを推進していくにあたり私たちに何ができるか、これからどのような価値観が必要かについてグループディスカッションを行いました。早稲田大学では今年、国内初となる性的マイノリティ支援とジェンダー・セクシュアリティーに関心のある学生へのリソースセンターとしてGSセンターが開設されたこともあり、ジェンダーについて学生生活の中で感じることなど様々な話題が出ました。

私は普段ICCで異文化交流に関連した業務に携わっていますが、今回のイベントを通して、スチューデントダイバーシティセンターの一員として大学におけるダイバーシティを考えるきっかけができました。また、韓国の同世代の学生たちと意見交換することでグローバルな視点を持つことの大切さにも気づかされました。これからも多様な価値観や生き方を受容するキャンパスのあり方を常に頭におきながらICCでの日々の業務に生かしていけたらと思います。

 

 

学生スタッフリーダー K. H.