この夏、一ヶ月かけてヨーロッパ方面を旅行しました。
旅の締めくくりは、北アフリカ・モロッコ。
「なんでわざわざ?」とみんなに不思議がられました。
でも、理由はすごく単純。
友人との約束を果たすため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の友人「リカちゃん」は、いまアフリカのベナン共和国という小さな小さな国で
「青年海外協力隊員」として働いています。

 

リカちゃんがベナンへ行くと決まったとき、私言ったんです。
「絶対会いに行くから!」
・・・って。
そのとき私、ベナンへの航空券がいちばん安くて30万なんてつゆ知らず・・・。
甘かったです。
世界は広かった。
アフリカは遠かったです(苦笑)

 

でも、リカちゃんとの約束を破るわけにはいきません。
ど~しよ~・・・と悩んだ末の代替案が、「モロッコ旅行」だったわけです。

 

カサブランカ空港で、リカちゃんと感動の合流。
列車に乗って、最初の目的地に向かいました。
窓から見える景色に「うわ~、久しぶりに来た、途上国・・・!」と気を引き締める私。
その横で「うわ~、なんか先進国に来たって感じ♪2階建ての建物があるー!超うれしい~!」
と大はしゃぎのリカちゃん。
さっそく私は、「いったいベナンでどんな生活してるんだろう・・・」と不安になったのでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから一週間、折にふれて聞くリカちゃんのベナン生活は、私の予想をはるかに超えてサバイバルでした。
村落開発普及員として「学校保健」の指導を担当するリカちゃんは、町のいろんな小学校を回ります。
何キロも、何十キロも離れた学校の移動には、ひたすら自転車を使うそうです。
最初の一ヶ月間は、家にガスがなくて、毎日火をおこすところから料理をしたそうです。
夜になると、天井から物音が聞こえてくるそうです。
そう、ネズミちゃんの大行進。
ネズミ捕りも置いているけど、ネコを飼おうか真剣に考えている今日この頃だとか・・・。
マラリアだか腸チフスだか、そんな病気も経験したとか・・・。

 

 

もともと、リカちゃんと私はフィリピンで知り合いました。
留学中、同じ寮に住んでいたんです。
私より2つ年上で、おおらかで優しくて、お料理上手なリカちゃん。
「ちゃんとご飯食べてる~?」といって、よくおかずを分けてくれました。

 

久しぶりにモロッコで再会したリカちゃんは、以前に増して魅力的になっていたな~
というのが、私の率直な感想です。
確かに、ベナンでの生活は楽じゃない。でも「たった2年だもん、楽しまないともったいない!
自分が暮らす地域の人たちと少しでも仲良くなりたいから、週末に(物が豊富で便利な)
首都にあがって、他の協力隊員と過ごす時間すらもったいない!」と目をキラキラ輝かせていました。

 

私は以前、青年海外協力隊にいちばん求められていることは「派遣された場所で
2年間がんばって、現地の人に“日本人っていい人だな。日本っていい国かもしれない”
と感じてもらえる、そんな関係を築いて帰ってくることだ」と聞いたことがあります。

 

仮に、ですよ?
もし私がベナンの小さな村に生まれて、教育を受けたこともなくて、
日本がどこにあるかを知らなかったとしても、リカちゃんみたいな協力隊員が身近にいたら
「こんなステキな人がいる国は、きっといいところなんだろうなぁ」
って、自然と親日家になってしまうだろうな。

 

さて、リカちゃんは今日もベナンで奮闘中ですが、ICCではなんと協力隊経験者のお話を聞ける
『ICC×JICA国際ボランティア連続セミナー「国際協力というシゴト」』
みなさんにお届けできることになりました!
第一回目の明日、11月17日(木)のゲストは、元ガーナ隊員の女性です。
※2011年11月に開催されたイベントです。

 

どんな「キラキラ」したお話を聞けるのでしょうか・・・?
私も楽しみです!

 

 

MK(学生スタッフリーダー)