学生スタッフのM.W.です。ICC1年休職し、アメリカワシントン州シアトルに留学していました。本当は今年6月中旬までの留学だったのですが、コロナの影響で3ヶ月早い帰国をしました。 今回は留学先での生活に加え、コロナ下での帰国を振り返りたいと思います! 

留学先のワシントン大学

そもそも私が早稲田大学を選んだのも、充実した留学プログラムが沢山用意されているからです。それだけ私は大学の4年間のうち、できるだけ長い間留学したいと考えていました。  

今回の留学先であるワシントン大学はワシントン州のシアトルという都市にあります。シアトルといえば皆さんは何を思い浮かべますか?スタバ1号店、イチロー所属のシアトルマリナーズ、レーニア山、アマゾンやマイクロソフトの本社などでしょうか。これ以外にも見所が沢山あるので伝えきれませんが、凄く住みやすい都市なので是非訪れてみて下さい! 

↑大学の桜 (ワシントン州は昔から日本との交流が盛んな地域の1つで、ワシントン大学のキャンパスには日本から寄付された沢山の桜の木が植えられています。)

↑大学の有名なSuzzallo Libraryという図書館 
(ハリーポッター図書館とも呼ばれています!)

↑ Pike Place Market というダウンタウンにある有名な市場  (花や魚など色々なものが売ってあり、いつも観光客で賑わっていました)

↑ Gum Wall (Pike Place Marketのすぐ近くにあるガムだらけの通り)

留学中は授業だけでなく、バスケをしたり、国際交流のサークルに所属したりと楽しい生活を送っていました!

コロナ下のアメリカ

私が滞在していたワシントン州はアメリカで第一感染者が発表された州であり、留学先の大学も2月中旬ごろすぐにオンラインに切り替わりました。 

ワシントン大学の近くに「The Aveと呼ばれる飲食店が多くある通りがありますが、コロナの影響でお店を締めなければならない状況になっていました。そこで学生同士の呼びかけで「Support Local Businessesというテイクアウトを通じてローカルのレストランを支援する運動がありました。みんなで乗り越えようとする強い団結力に感動したのを覚えています。私はタピオカが相変わらず大好きだったので大学の近くのタピオカを毎日のようにテイクアウトしました!  

マスクを着けるか着けないか

今は着けるのが当たり前のマスクですが、留学先では周りの人はほとんどマスクを着けていませんでした。当時アメリカでは「マスクは無意味」「アジア人が付けるもの」という概念が強かったのかもしれません。また、マスクをつけた学生が大学の近くで暴力事件に巻き込まれたりした為、違う意味で怖かったので結局一度もマスクをつけることなく過ごしていました。アメリカの中では比較的多様であるシアトルでさえ、人種差別や治安の悪化を目の当たりにして正直ショックでした。 

この頃、外務省や大学からコロナについての連絡が毎日のようにメールボックスに来ていました。そして、留学している日本人の知り合いも徐々に帰国を決意する学生が増えていました。「どうするの?」と友達から聞かれると私は決まって「帰国しないよ!」と言い張っていました。楽しい留学生活が終わって欲しくなく、心のどこかで「事態は収束する!」と信じようとしていました。 

しかし、どんなに意気込んでも感染者数が増加していく一方でした。残ればまだアメリカ生活を経験できる一方で、日本への飛行機が減っていく恐れがあり、何が正解なのかわからず沢山悩んでいました。 

「繋がり」の大切さ

私が帰国するか悩んでいた際、家族を始め多くの人に相談しました。特に、ローカルの友達の中には「寮から追い出されたら家に来てもいいよ!」って言ってくれる友人もいて、私の心の支えになっていました。また、ICCのスタッフからもビデオメッセージが届いて癒されました笑 

最終的に帰国という選択が出来たのも、こうした多くの支えがあったからこそだと思います。(涙を流しながら帰国のチケットの予約をした夜を一生忘れません笑) 

帰国後の今もシアトルにいる友達とZoomで話したりしています。いつかまた旅行で行きたいです! 

What was your 2020?

2020年のハイライトはなんですか?」と聞かれたら皆さんはなんと答えますか? 

2020年という年は多くの人にとって苦しい、悔しい、最悪の年と覚える人もいるかと思います。私もコロナで帰国が迫られた時はそうだと感じていました。 コロナがなかったら、コロナのせいでと毎日思っていました。 しかし、コロナによって大切な気づきも多くありました。特に以下の2点をシェアさせてください。 

1.     今ある「繋がり」を大切にすること。普段過ごしていて本当に大切な人たちは誰なのか忘れがちです。私の友人の中には、コロナで大切な人を亡くした人もいました。会えない状況の中でこそ、本当に大切な存在は何なのかと気づくこともあると思います。2020年は自分にとって「ないもの」を悔やむ年ではなく、「あるもの」に感謝する年にしたいです。 

2.     世界に目を向ける大切さ。コロナによって多くの社会問題が浮き彫りになりました。アメリカでは人種差別の問題が長い時間をかけて再び社会の注目を浴びています。(実際、デモの影響で留学先の授業の最終試験の受験が個人の判断に委ねられました。)私は国境の先にある問題は自分に関係ないと思わないで、柔軟な思考と当事者意識を持って過ごそうと思いました。 

最後に、留学先のワシントン大学でもFIUTS( Foundation for International Understanding Through Students )というICCのような組織がありました。私はFIUTSのイベントに多く足を運び、今でも連絡し合う仲までになった、世界中の友人が増えました。留学生の立場になってみて、改めて、ICCの存在意義を強く感じています。これからもより一層、学生が大切な「繋がり」を見つけられるよう活動していきたいです! 

M.W. (Student Staff Leader)