月別: 11月 2018

はじめて災害ボランティアに参加してみて・・・

こんにちは、ICC学生スタッフのT.Sです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今年の日本は猛暑、台風、地震、豪雨とあらゆる異常気象が度重なり、本当にchaoticでcrazyな一年でした。

さて、7月の初旬頃、広島県や岡山県など西日本を中心とした大豪雨災害があったのを覚えてますでしょうか。正式名称は「平成30年7月豪雨」です。私は、この度岡山県真備町に災害ボランティアとして赴きました。たったの3日間でしたが、このボランティアで多くのことを学び、素晴らしい人に出会い、ボランティアに対する価値観ががらりと変わってしまうような経験をしました。その体験をこのブログに記したいと思います。このブログを読んだ後、「私も一回ボランティアに行ってみたい!」、そう思っていただければ嬉しいです。

私は、WAVOC(早稲田大学ボランティアセンター)が実施する「西日本豪雨倉敷災害ボランティア」というプログラムに参加しました。このプログラムではWAVOCより交通費と宿泊費が支給されます。私は、交通費と宿泊費の支給があるということで、ボランティアってどんなだろう?というような気軽な気持ちで参加しました。

一日目、二日目ともに作業内容は主に一般住宅の土壁はがしや土砂のかき出しでした。災害から二カ月近く経過していたため、町中のがれきや土砂は撤去されていましたが、まだまだ、一般住宅内の土砂などは残っているというような現状でした。作業自体は複雑なものではありませんでした。しかし、まだ夏の暑さが残る中、粉塵舞う住宅内での作業は容赦なく私たちの体力を奪っていきます。このような状況下の中、徹底していたのはしっかり休憩を取ることです。10分作業をしたら、必ず10分の休憩を取っていました。「10分休憩なんかいらない。時間がもったいないし、まだまだできる!」というのが正直な実感でしたが、特にベテランのボランティアの方であるほど、このルールを徹底して守っていました。決して、自分の体力を過信しないこと。このことが災害地での作業において最も大事であるということに気づきました。またもう一つ、休憩を取って良かったことがありました。休憩の時間はチーム全員軒先に座り、水を飲みながら、みんなの趣味や仕事など本当にたわいのない話をして過ごしていました。こうすることで、最初は知らない人同士でしたが、徐々に打ち解けていき、午後の作業になると、休憩の時間が少しずつ楽しみになってきました。私は、大阪出身ということもあってか(?)、同じく大阪府堺市出身、前日に車を飛ばして現地入りしてきた40代男性Mさんに、ひたすらいじり続けられました。大阪恐るべし!そんな、何とも大阪っぽい穏やかな空気感の中、一日の作業が終わり再びボランティアセンター本部に着いたころには気持ちの良い充実感と作業を通して生まれた友情が私たちを包んでいました。さらに、Mさんとは、再びどこかのボランティア先で「偶然」会ったら、焼肉をごちそうしていただく、という約束を交わしました。また、会えることを楽しみにしています!

さて、実は2日目の作業に向かっている最中、Mさんに「作業はしんどいかもしれへんけど、せっかく来てるんやし、ボランティア楽しむんやで~」とこっそり声をかけていただきました。私は、それまでボランティアは肉体的にも、精神的にも辛いものでなければならないと考えていました。災害地には多くの被害者がいて、大切なものを失った方たちがいます。そういった方々のお気持ちを考えれば「楽しい」と言うことは、はばかられるような気がしていました。しかし、Mさんの一言で参加者が楽しむという姿勢も良いのではないかと思うようになりました。ボランティアが楽しければ「また行ってみよう」という気持ちにもなるから、自分のためになる。しかも、それが結果として現地の人のためにもなるのであれば、お互いにとって有意義なボランティアとなるのではないでしょうか。また、何より、現地のボランティアセンターの方々からとびきりのホスピタリテイーをいただきました。被災者であるはずのおじちゃんやおばちゃんがドリンクを笑顔で渡してくれたり、また来てなぁと声をかけてくれたりしました。私自身、こんなに、気持ちのいいボランティア先で作業させていただけるのであれば、また行きたいと思わずにはいられませんでした。皆さんはどう考えますか。「楽しいボランティア」、ありでしょうか。

そして、もう一つこのボランティアで大事なことを学びました。それは、リーダーシップを発揮することの難しさと大切さです。今回、私は自ら志願して10人チーム(お互い寄せ集めの知らない人同士のチーム)のリーダーをさせていただきました。そもそもボランティア初体験でしたので、右も左も分からず、つい自分のことで精一杯になっていました。それでも、チーム全員が道具集め、作業の確認、事後報告など、本来リーダーの仕事を僕に丁寧に説明しながら手伝ってくれました。特に、このような災害地域では一人一人が危機意識を持ち、全員が自分のすべきことを考えながら動くことが大事です。誰がリーダーであるということは関係ありません。受け身の姿勢でいるのではなく、一人ひとりが主体性を持って行動することが大事です。このことは私たちの日常生活にも言えることではないでしょうか。皆さんは、少なくとも何らかのスポーツやサークル、ゼミなどの組織に所属していると思います。あなたはリーダーの指示待ちの状態にはなっていないでしょうか?誰かがしてくれるかな、と人任せになってはいないでしょうか? 私は、一人一人が主体的に行動する重要さを、身を持って体感しました。簡単なことではないですが、そのような人が多いほどその組織は強力なものになると思います。

以上、私のボランテイア体験記でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

T.S(学生スタッフ)

5 Autumn Leaves Viewing Spots in Tokyo and Around Tokyo

Hello everyone! This is A.B. reporting, ICC student staff who loves traveling and taking photos! Autumn is my favorite season because of the following three reasons: I was born during October, it is neither too cold nor too hot and I love autumn leaves. Autumn is very beautiful in my home country as well but what we don’t have compared to the Japanese autumn are maple leaves or temples and shrines. Japanese shrines with their red torii match so well with the red maple leaves, don’t you think so?

I am writing this post to introduce 5 places where you can admire the beautiful autumn leaves in Tokyo and not so far from Tokyo. Taking long walks in the nature and admiring the colorful leaves, from yellow to orange and red leaves, is one of my favorite activities these days. I hope I can convince you to visit at least one of the places below, if you haven’t already.

 

 

1. Shinjuku Gyoen National Garden 新宿御苑

One of my favorite places in Shinjuku and maybe in Tokyo in general. It is truly an oasis of serenity in the middle of the busy Shinjuku area. And besides the beautiful red maple leaves, around this time you can also find a special kind of cherry blossom tree there, the fuyuzakura 冬桜(winter cherry blossom) that blooms when it’s cold (hence the name).

Shinjuku Gyoen is also beautifully illustrated in the animation movie Kotonoha no Niwa 言の葉の庭 by director Makoto Shinkai, who also directed the famous movie Kimi no na wa 君の名は. I recommend them both for the beautiful animation style and interesting plots.

2. Rikugien Garden 六義園

Another wonderful garden in central Tokyo, where you can enjoy a few moments of peace and escape the busy city life, at least for a little bit. It might be not so well known so when I visited it, it was less crowded than other similar places, which is great if you don’t like super crowded places and are looking for a place to relax. And during the kouyou 紅葉(autumn leaves) season, they also have a special light up (illumination) session, that will last from November 17th to December 9th this year so don’t miss it!

3. Showa Kinen Park 国営昭和記念公園

A bit further away from central Tokyo, located in Tachikawa, Showa Kinen Park is a huge park where you can easily spend a whole day doing outdoor activities, having a picnic or just taking a stroll around. I visited it during all seasons because there is always something to see there (for example poppies and hydrangeas in summer, tulips and cherry blossoms in spring and so on). During autumn, there is a beautiful alley of ichou イチョウ trees (that you might have already seen inside the Waseda campus), and a vibrant yellow tunnel is formed. You can really feel autumn by walking under this tunnel. And not far from this park, there is an Ikea store with a great restaurant inside, so you might as well consider going there for a yummy lunch.

4. Okutama 奥多摩

Although Okutama is still considered part of Tokyo, it actually takes about 2 hours by train from central Tokyo and it feels so different. It is a mountainous district with rich nature, a perfect place for hiking. The hiking trail called Okutama Mukashimichi 奥多摩むかし道or Old Road of Okutama offers spectacular views of the valley framed by the beautiful autumn leaves. At the end of this hiking trail, you can find Okutama Lake. From there, it is a good idea to take the bus back to Okutama station and end the day with a dip in Moeginoyu Onsen もえぎの湯, hot spring which is believed to have a soothing effect. Onsen after a long and a bit chilly hike in the mountains is a great way to end the day.

5. Arakurayama Sengen Park 新倉山浅間公園

You might have seen the iconic postcard-like image of Japan with a red pagoda and Mt. Fuji behind. That is Chureito Pagoda and can be found in Arakurayama Sengen Park in Fujiyoshida, Yamanashi Prefecture. It takes 2 hours by bus from Shinjuku but it is definitely worth the long trip.

You can get this amazing view if you are lucky to go when it’s clear and Mt. Fuji is not hidden behind the clouds. Unfortunately, I visited during a rainy day so there was no sign of Mt. Fuji. However, the landscape was still beautiful and the autumn leaves there were gorgeous. I really recommend going there during autumn or spring.

 

 

So this is it, my 5 places to go for autumn leaves viewing in Tokyo and around Tokyo. I hope you liked this article and let us know if you have any recommendations as well by dropping by the ICC lounge whenever you want 🙂 Thank you for reading!

A.B (Student Staff)

 

 

 

ネパールで見た景色

みなさんこんにちは!学生スタッフのM.W.です。私は高校3年生の卒業直前のフィールドトリップでの体験をシェアしたいと思います。

タイトルからもお分かりかと思いますが、ネパールに行きました。計2週間ネパールで滞在し、最初の1週間はマーディヒマール登山、後半はネパール文化体験、というスケジュールの任意参加の修学旅行でした。卒業直前だったため、旅行するのだったらネパールに行くよりもっとおしゃれなプーケットやバリのビーチに行きたいという同級生がたくさんいたのですが、私は一生に一回の経験をしてみたいと強く思い、迷うことなく参加を決意しました。ネパールでの体験を登山編と文化編に分けてお伝えします!

― 登山 ―

私が登ったマーディヒマールというコースは一週間かけて標高3700mのハイキャンプをめざし、ネパールで神秘的とされている有名な山マチャプチャレを眺めることができるというコースでした。マチャプチャレというのは写真でもお分かりいただける通り、魚の尾という意味だそうです。世界で13番目に美しい山らしいです。← 後から知りました!

きれいな景色、おいしそうな食べ物、そしてなにより人生初のネパールに行けるということからあまり深く考えず、期待を膨らませていた私ですが、いざ着いてみると心情は一転。早く帰りたい!と1日目から思ってしまったのです。最もいやだったのが6日間シャワーできないという状況。一週間の登山中、通り過ぎる村や小屋で宿泊していたのですが、シャワーが設置されているところもありましたが、シャワーを利用しないほうがきれいでいられるような様子(想像にお任せします)だったので、ダイソーで事前に買っておいたベビーシートで乗り切りました。

― ネパール文化 ―

山から地上へ帰還してシャワーという文明に感動しながらカトマンズを中心にたくさんの観光地に行きました。中でも印象的だったのはボダナート・ストゥーパというとても大きなチベット仏教を象徴する塔です。この周りでのお土産屋さんでは値段交渉が頻繁に行われており、友達と誰が一番安くお土産を買えたのかという話で盛り上がりました。

カトマンズから少し離れたところにバクタプルという古代都市があります。立派な観光地だったのですが、私は少し悲しい気持ちになってしまいました。まず、歩き回っていると、子供たちが「お金がほしい」とか「おなかすいたよ」と物乞いしてきました。

また、野良犬たちもたくさんいました。私は犬が大好きなのですが、狂犬病が怖くて触れることができませんでした。さらに、2015年に起きた巨大地震によって多くの建物が壊れていました。ガイドの人がおっしゃっていましたが、修理するお金がないそうで、地震から2年たってもあたりは瓦礫だらけでした。世界中の国の支援を受けてもなお重要な遺産の修理が行われていないことが残念でなりませんでした。

少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!皆さんもネパールに行ってみてはいかがでしょうか?日本とネパールには60年続く友好関係があるそうです。トリップに付き添ってもらったネパール人ガイドの方は2人とも日本語がペラペラでしたよ!ネパールでの体験は大変なこともたくさんありましたが、今では私にとって忘れられない宝物です。
ではではナマステ!

M.W(学生スタッフ)

ICC Event Report: Tea Party

On September 19th, “ICC Tea Party” was held at the ICC (Intercultural Communication Center) lounge as the first event of the fall semester, and it was also my first event as a Student Staff Leader in the ICC.

When I was studying abroad in the UK, I quite enjoyed the English Breakfast tea and Earl Grey tea there and preferred to take it with milk. Also, when I did  volunteering in Nepal, I learned more about the tea culture there. Nepali tea has a spicy flavor, which I think is quite unique. After I came back to China, I did a part-time job in a tea shop, learned more about  tea culture, how to brew different kinds of tea, how to taste the tea, and got more interested . Based on these experiences, I came up with an idea  to provide a platform for students from all over the world to know more about tea culture in different countries, and also share my experiences.

ICC is an international place with staff from different countries. With the help of my colleagues, Thais, Ana, Minami, Eunwoo and Ms. Nakamura, we decided to arrange an event to let ICC staff introduce the tea culture in their own country. To create a lovely tea party atmosphere, we decorated the ICC lounge. We also prepared the tea that I  mentioned in the introduction, so that the participants could taste the tea by themselves.

Picture 1: The preparations before the start of the Tea Party

Picture 2: The special tea prepared for the Tea Party

At around 3 o’clock, there were many students arriving at the ICC lounge, sitting down and chatting with each other, and we also provided the special tea to them. Before the Tea Party started, the ICC lounge was so crowded with people that some people had to stand without chairs. It really surprised me because I never thought that there would be so many people for my event.

Picture 3: ICC Student staff introduces tea culture

For the main contents of the Tea Party, we briefly introduced the tea culture of Brazil, China, Romania, Japan, and Korea one by one, which included the basic information of different tea, its origins, taste, color, how to brew it, its function and so on. We were not professional instructors, but could let participants know more about tea from different viewpoints.

During the Café Free Talk session, the participants tried different kind of teas, and also asked me which for my recommendations. I also talked with an Indian student about the tea culture in India and Nepal. In addition, because it was the start of the fall semester, most of the participants were new students, who want to make more new friends. So I am really glad that I was able to provide a platform to let everyone have more friends here.

Lastly, thanks to all the staff in the ICC who supported me for the Tea Party, and the participants who encouraged me during the event. The fall semester has just begun and there are many more wonderful events and programs arranged by the ICC coming up. I am looking forward to seeing you all once again in the ICC. Hope you enjoy your life here at Waseda University.

Y.G (Student Staff Leader)

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

こんにちは。今年の春から新しく ICC の学生スタッフとして働いている N,Yです。
今回のブログでは最近の出来事の中でも最も忘れられない記憶の一つとなった、
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」について書きたいと思います。ちょっと病み系っぽいタイトルに警戒した人もいるかもしれませんが、そうじゃないです(笑)是非、それがどんなものか想像しながら読んでみてください。

突然ですが、皆さんは純度 100%の真っ暗闇を体験したことがありますか?スマホなどの電化製品に囲まれて暮らしている私たちは、おそらく、よほど特殊な環境に身を置かない限り、本当の真っ暗闇を体験することはないと思います。真っ暗というと小学校のキャンプでよくやる肝試しなどを思い出した人もいるかもしれませんが(私も小学校の頃やりました)、あれも月や星の光があるので正確には完全な暗闇とは言えません。

そのように考えると、私は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に出会うまで、純度 100%の真っ暗闇を体験したことは 1回もありませんでした。それ故、そこで体験した本当の真っ暗闇は私の予想を軽く超え、その記憶は今も脳に深く焼き付いています。

ここまで書くとなんとなく予想がついてしまうかもしれませんが、「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」とは完全に光を遮断した真っ暗闇の空間にグループを組んで入り、中で視覚以外の感覚を頼りに様々なシーンを体験するソーシャルエンターテインメントの名前です。具体的には参加者同士は真っ暗闇の中で会話を楽しみながら、芝生に寝転がったり、時にはカフェのようなコーナー(もちろん真っ暗闇!!)で飲み物を注文して飲んだりします。

通常私たちは暗闇に対して不安や恐怖を抱くものですが、アテンドと呼ばれるスタッフが暗闇を案内してくれるので安心して楽しむことができます。

ちなみに私がダイアログ・イン・ザ・ダークを知ったのは脳科学者の茂木健一郎さんの本がきっかけです。彼の本を少し読んで「おもしろそう!!」と直感し、公式HPを開くと、そこには紹介文として次のような言葉が書かれていました。

 

暗闇の中の対話。

鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。

足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。

仲間の声、乾杯のグラスの音。

暗闇のあたたかさ。                (http://www.dialoginthedark.com/did/

 

私はこの素敵な言葉に完全に引かれてしまったのです。初対面のまったくの知らない人とグループを組むというだけでもそれなりに緊張するのに、その人達と暗闇で行動を共にするなんて、自分には到底無理!と思っていましたが、結局ワンクリックで申し込みを完了させてしまいました。

そしていよいよ当日。外苑前にある会場に到着し、同じグループになった他の参加者、暗闇を導いてくれるアテンドの方と軽く挨拶を交わします。気さくな感じの人達で、これなら大丈夫そう!と一安心です。荷物をロッカーに入れているとアテンドの方に「では案内しますね~。じゃあ肩につかまって!」と伝えられたので、言われるがままにアテンドの肩に手を置きました。幾重にも重なった分厚い遮光カーテンをくぐり、遂に真っ暗闇に突入です。

最初、正直思いました。

「あれ、これ普通にめっちゃ怖くないですか?」

私の頭のなかの「暗闇のあたたかさ」という言葉は一瞬で吹っ飛び、その恐ろしさに思わず腰が引けてしまいました。暗闇に入ることを承知で申し込んだのに、本当に怖かったです。光が完全に遮断された真っ暗闇では目を見開いているにも関わらず、目の 1cm 前に手を持ってきて動かしてみても全く見えません。本当に自分が失明したかのような錯覚に陥ります。また、普通の暗闇では目の順応のおかげで、しばらく時間がたつと目が慣れてきて見えるようになりますが、それも起こることはなく、代わりに聴覚や触覚などの他の感覚が驚くほど鋭敏になってくるのです。個人差はあると思いますが、わたしは自分の心臓の音が聞こえました。

今更ですが他の参加者も、「え、怖い怖い!!」とそれなりにビビっていて、お化け屋敷に入った直後のように各々、なんともいえない声を漏らしていました。

今にも壁がすぐそこまで迫ってきてぶつかるのではないか、他人がぶつかってこないか、という何とも言えない恐怖がまとわりつき、足がすくみます。でもアテンドの方はそんなことお構いなしに、私たちが普段歩いているのと同じくらいのスピードで、まるで全てが見えているかのようにどんどん進んでいくので、驚きました。

実は彼らは視覚障がい者で、普段からゲストが体験する暗闇と同じ状況で暮らしているので、目が見えない状況においては、私たちよりも比べ物にならないほどエキスパートなのです。

普段の生活では、視覚障がいをもった人は健常者から、道案内などのサポートを受けることも多いかもしれませんが、この空間においては、ゲストは暗闇に全く慣れていないので、その立場が完全に逆転します。私たちゲストが視覚障がい者に介助されることになるのです。この体験は今後、普段の生活で障がい者を介護することを考えるうえでとても参考になりました。彼らの道案内はとてもわかりやすく、配慮が行き届いていて、おせっかいすぎる事も、雑な感じもありませんでした。

そのおかげか、最初の恐怖感はいつのまにか忘れてしまい、他の参加者と会話を楽しむ余裕まで出てくると、私たちはアテンドの方の昔の恋バナで盛り上がったり、カフェで飲み物を注文し、真っ暗闇で乾杯する難しさを楽しんだりと、想像以上の盛り上がりを経験しました。目が見えない分、声の調子やトーンで相手の表情をより想像しながらコミュニケーションをするので、必然的にアクティブな参加が促されたのかもしれません。他人の息づかいや声の方向も、何もかもが普段よりはるかに鮮明に感じ取れる特殊な環境の中で、マインドフルに会話を楽しむうちに、暗闇の恐怖が徐々に、なにかあたたかいものに包まれている感覚に変わったようでした。その時、「暗闇のあたたかさ」という言葉の意味を本当に理解できたのかもしれません。

後半になると、目の負担を軽減するため、暗闇から徐々に薄明るい部屋に移動していき、最後には明るいロビーに戻り、イベントは終了しました。

実は私はどちらかというと、もともと心の根っこの方は社交的ではありません。人と話すのは好きですが、今も一人の方が居心地良いと思うことが多いです。無理に社交的になる必要はないとも思います。

しかし私はこの特殊な体験で、「暗闇のあたたかさ」だけでなく「人の声のあたたかさ」も再認識することにより、今まで少しもったいないことをしていたかもしれないと思うようになりました。

当たり前なことに思えますが、自分の感情や思考が声になり、その声の振動が相手の鼓膜に伝わり、そこから相手が意味をくみ取り、はじめてコミュニケーションが成立します。この過程で生じるあたたかさは、本当にかけがえのないものです。他人と喜びや悲しみを分かち合ったり、傷を癒すことさえもできるのですから。当たり前すぎて忘れてしまっていたこの事実を、ダイアローグ・イン・ザ・ダークは思い出させてくれました。

みなさんは、今日これから会う人と、どのように会話を楽しみますか?

目の前に相手がいるときは、ちょっとスマホはポケットで休憩させて、表情や声のトーンをマインドフルに感じながら会話してみてはどうでしょうか。あなたが話すとき、相手はどのように耳を傾けてくれていますか?逆にあなたは相手の話をどのように聞いていますか?もしかしたら話している相手の表情の裏側にどこかさびしげな雰囲気が隠れているかもしれません。あなたの大切な友人や恋人の表情をしっかりと見て、もし、その人のほっぺにえくぼができる瞬間に出会えたら、きっととてもハッピーな気持ちになることでしょう。いつもの会話より、記憶に残り、自分の意見もうまく伝わるはずです。

こういった大切なことはスマホが普及し、常に他人と繋がることができる便利さと引き換えに、忘れられてしまいがちなものですが、もし、このブログがそういった心がけを思い出すきっかけになればとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

The New Year I spent in Northeast region of China

Hello everybody. This is the new Student Staff, Y.G, the international student from China. The fall semester has passed for several weeks, how is your new campus life? As for me, I am always looking forward to the holiday during the term time and make a traveling plan beforehand. So have you already decided your plan during the winter break?

Recalling back my winter holiday last year, I went to Snow Town and Snow Valley in Heilongjiang Province in China with my family, and also went to Harbin, for celebrating the New Year.

We went to Harbin at the beginning and visited the Bingxue Big world. Even though the entrance ticket is quite expensive and local people will not go there because of this price, I still think it worth to have a look as a tourist. Also, the architectures here were built by ice and decorated with colorful lights, just like Elsa’s castle in the Frozen.


We also tasted the street foods, Russian Sausage. It is so great to take a warm and delicious when you are walking on the street during the winter. Because Heilongjiang shares a border with Russia, there are many Russian style souvenir shops and Russian food on the streets.

The second destination is Snow Town. It is also one of the famous tourist sites in China during the winter. A specific area in Snow Town is protected, so you can see the houses in there wear a pretty thick “Snow hat”, which is really amazing. However, it is super cold there, maybe around -25 degree. Everyone wears pretty thick jackets, snow boot, glove, mask, hat, and scarf. You would feel your face be frozen if you take off mask and hat outside.

 

Then we hiked across from Snow Town to Snow Valley, a challenging 15-km walking on the snow, also get the snow view of the Yangcao Mountain. The snow is thick so it is really hard to walk on it. You will drop in the snow sea by accident if you go the wrong way.

The snow valley is smaller than snow town, but you can feel more about the local life here. Because it was around New Year when I went to snow valley, there are bright red lanterns in front of each house, which let you feel really festive, and tell you the New Year is coming soon.

The next destination is Wusong Island. We passed a white birch forest on our  way to Wusong Island, which is my favorite. The forest is so beautiful and peaceful, which makes you forget all the annoying stuff. Also, I really recommend a Chinese song, Birch Forest by Pu Shu, the song I replayed all the time during the journey.

We finally arrived in Wusong Island. Wusong Island is famous for the ice-rimmed tree, which only happens during December to February. The mist from the Songhua River frozen in the bare tree branches and formed a crystal-like ice hanging on the branches. However, it is up to the weather. The weather was not  good when I went there, so I didn’t see such an amazing view. The Wusong Island is super cold! I couldn’t  feel my hands and foot after I stayed outside for 20 minutes. So I have to go to the rest lounge to heat myself. It is the coldest place during this journey. Without this temperature, there would not be this kind of view of the ice-rimmed tree here.

That’s all of this journey! We got lots of fun with snow, snow view, local food and so on. Speaking of food, the volume of local food is super big, and always served in a big iron pot. Even though it might look so-so (my poor photography skill), it is actually delicious! And finally, we finished this pot of stewed chicken by five people.

I live in the middle part of China, the local life, view, and food in northeast part is quite different from where I live. I really enjoyed  experiencing these differences, and also I really recommend you to have a look.

 

Y.G (Student Staff)

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