2017年5月 のアーカイブ

MAY
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我的台湾初訪問〜これから旅をする人達へ〜

最近、台湾の台北を初めて訪れました。コスト削減と学習の目的もありツアーに頼らず個人で下調べと計画を行い、実際に旅行したのは今でも本当に正解だと思っています。

 

日本でトップの在籍留学生数を誇る早稲田大学に所属していることもあり、交流する機会の多い台湾や台湾出身の人々には以前から身近に感じていました。しかし、日本に留学しに来る人々の日本における言動は、必ずしもローカルな台湾の生活様式や人柄を象徴しているとは限らないのです。ゆえに、異文化に適応することが試される台北滞在になりました。

 

そこで、この旅で学んだ主な2つの事柄を紹介したいと考えます。

 

 

一つ目。「相手に期待しないこと」

 

台湾旅行の中で沢山の人々に出会いました。

 

地元の人、中国人観光客、日本人観光客。

 

会って少し会話をして数分でセルフィーを撮ろうとする地元の高齢者、酔い潰れて大声で騒ぐ日本人観光客、バスの行き先探しを手伝ってくれた若い中国の女性。今羅列したのは、私が出会った人々のごく一部です。善し悪しは関係なく、この3つのどの組みにも私は「裏切られ」ました。裏切られたというのは、騙されたという意味ではありません。私が全く予期しなかったことを相手にされたということを示唆しています。

 

私の日常生活では、電車で会って少し会話しただけの人間に写真を撮ろうとせまられることなんてないですし、旅行先では日本人はマナーが良いというイメージを持っているため、泥酔して大声を上げている集団の会話は最初中国語に聞こえました。バスの行き先を尋ねるために私が探していたのは中国からの観光客ではなく、地元の人でした。これらはあくまでわずかな例を取り上げただけですが、台湾旅行中の「予測の打破」を代表するのに相応しいものだったので記載しました。

 

つまり、目の前にいる人間には期待をしない方が良い、ということです。「相手は必ずこうするだろう」、「相手はこんなことはしないだろう」と当然視してしまうのは、自分が自分の経験則に囚われている作用の表れです。時にはその経験則が人とのコミュニケーションを円滑化することもありますが、時にはそれがかえって必要ではなく、行動や思考の枷となる場合があります。特に新しい文化的環境に身を置くときは、そこに留意することが大事です。

 

 

二つ目。「自主的に選んで来たということを忘れない」

 

旅先にいれば、思い通りにならないことは沢山あります。一つ目で記したように、現地の人々の言動が自分の考えているものや、自分の生活している環境で見られるものとは違うときももちろんそうです。しかし、言語においても同じことが言えます。台湾では、早稲田の留学生の影響でインプットされたイメージとは異なり、あまり英語は通じませんでした。今考えれば留学生の中に英語を流暢に話せる人が大勢いるのは必然的なことです。何故なら、彼等はそれも目的の一環として留学しているのですから。だからといって現地の人々も全員そうかといえば全くそうではないですし、日本でも同じことが言えるかもしれないのですが、それでも我々は無意識のうちに共通の言語ツールだと信じてやまないものを押し付けている場合があります。もちろん、英語でコミュニケーションが取れればそれ以上便利なことはありません。一方で、英語を理解できない現地人にも落ち度はないのです。彼等は彼等の言語コミュニティの中で生きており、それこそ相手に英語を「期待」していないのです。海外へ出向く時、まず会話の第一歩として英語を使用することに問題はありません。しかし、そこで相手がその言語を理解できなかったからといって憤りを覚えることは禁物です。その時は、自分が自主的に選んでこの文化環境に足を踏み入れたのだということを忘れずに、他のコミュニケーション手段を探してみてください。ジェスチャーでもスマホでも構いません。とにかく、自分の持っているツールや文化を、相手も持っていて当然であると考えては意味がないのです。

 

 

以上の2つが、この旅を通してより多くの知人友人に伝えたいと考えたことです。

 

真の多様性を体験し、理解するためにひとりひとりが自分の持つ先入観を意識できるようになれば先は明るいかもしれません。

 

 

 

R.T. (Student Staff Leader)