月別: 6月 2013

「未知を求めて三万里」

5月の連休明け、ICCでは、ゲストスピーカーに早大出身ノンフィクション作家の
高野秀行さんをお迎えしたトークセッション「未知を求めて三万里」を開催しました。

 

高野さんは在学中、探検部に所属され、これまで数々の探検を実行されてきました。
それら探検時のお話をノンフィクションで書かれた著書が多く、
もともと私自身、熱烈な高野ファンである友人からの紹介で、高野さんの著書を読み始めました。

 

その中から今日は、最新作の「謎の独立国家ソマリランド」という本を紹介したいと思います。

 



 

皆さん、本のタイトルにある「ソマリランド」をご存じですか?
私は本を読むまで、聞いたことがあるようなないような、
とにかくソマリランドについては何も知りませんでした。

 

Wikipediaによると、現在ソマリランドは国として承認はされておらず、
国際的にはソマリアの一部だとみなされている地域です。
ソマリランドを含むソマリアという国は、無政府状態が続き、
「崩壊国家」という奇妙な名称で呼ばれています。
そんな崩壊国家の一角に、そこだけ十数年も平和を維持している”自称”独立国家、
それがソマリランドなのです。

 

国際社会では全く国として認められておらず、
「単に武装勢力の一部が巨大化して国家のふりをしているだけ」という説さえ存在するのです。

 

そんなソマリランドには、多くの謎があります。

 

・なぜソマリランドは内戦を終結できたのか?
・同じソマリ人なのに南部ソマリアはなぜそれができないのか?
・ソマリランドの財政的基盤は? etc…

 

それらの謎を、現地への旅を通して解明し、その内容を本にしたのが
この「謎の独立国家ソマリランド」です。

 

著書の中では「カート宴会」という単語がよく使われていました。
カートとは、なんらかの葉っぱで、要するに、噛み続けていると
ちょっと気持ちよくなる、、、ようなものらしいです。

 

高野さんがイエメンを訪れた際、毎日ひたすらカートを噛むという生活を
一ヶ月半続けたことがあるそうで、イエメンでは大事なことはすべてカートパーティー
(みんなでカートを噛む集まりであることから、「カート宴会」と訳す)で話され、
政府の政策ですら、閣僚が行う非公式のカート宴会で本当に重要なことが決定されると評判だそうです。
日本における「飲ミニケーション」のようなものでしょうか?笑

 

高野さんもソマリランドでは、その「カート宴会」を通して様々な情報を得て、
現地ではカート市場やカート畑まで見学されたそうです。

 

「カート宴会」をはじめとして、著書の中では、高野さん独特のユーモアや例えを使用した表現が面白く、
くすっと笑ってしまうことがよくありました。

 

先日のトークセッションでは、会場が満席となる大盛況で、探検時の貴重な映像や写真を見ることができ、
個人的にも非常に楽しませていただきました。

 



 

高野さんのご著書は、17号館の生協ブックセンターにもありますし、
大学図書館にも何冊か入っています。

 

「読みやすいことで定評のある」とご本人がおっしゃっていましたが、
もちろん読みやすいだけでなく、くすくす笑えてためにもなる、
早大生の探検スピリットが凝縮された本であることは、僕が(←誰やねん笑)保障します!!

 

KC(Student Staff)

 

追伸:この本の舞台、ソマリアから早稲田に留学中のソマリア人留学生兄妹を招いての、
「ICCソマリア・カフェ」が6/28に開催されます!

プチ受験生気分!

英語を勉強しよう!
そう思いついて勉強を始めるけどすぐ飽きて途中で投げ出してしまう…。
そんな経験をしたことがあるのは僕だけではないと思います。
でも、だからといってそれは自分の勉強の仕方が効率悪いのが原因だとは
ついこの前まで僕自身気づくことはありませんでした。
その自分の勉強の効率の悪さに気付けたのもなかなかの偶然なんです。

 

僕はこの春から学部4年生。本来なら就職活動真っ只中なんですよね。
でも僕は昨年末に自身で企画した講演会のゲスト・スピーカーに刺激を受けて
大学院留学をすることに決めたのです。
自分でも思います、なんて単純な男なのだろうと(笑)

 



 

そんな経緯で今度こそ英語を勉強しよう(というより、しなければ)!ということになりました。
ただ、塾とか英会話とかそういうのに頼るのはお金も時間もかかるからなんか嫌だし、
でも自分で英語勉強しようとしても三日坊主がオチだしなー…
とかそんなことばかり考えてツタヤの英語の資格参考書の棚の前をぶらぶら歩いていた時でした。

 

ちょうど僕の目線にある棚に「売れ筋ランキングTOP3」の棚があったんです。
その1位が、最近よくある「○ヶ月でTOEIC○○点取れる本」系の本だったんです。
やっぱりうさんくさいよなーっと疑いながらも、どう勉強したらいいんだと
藁にもすがる思いでその場で最初の数ページを読んでみました。

 

するとそこには今までの僕には考えられないような勉強法が書いてあったのです。
その本の中身を要約すると、

 

「自分のわかってる部分は無視して、知らない部分だけを徹底的に覚えなおす」

 

これ、本当に当たり前のことを言ってるんですよね。
でも当たり前だからこそ僕にとっては衝撃的でした。

 

僕は小さい頃から結構なかなかの完璧主義というか、何かにつけて細かい部分があって、
本を買っても始めからから終わりまできっちり読む人でした(もちろんA型です(笑))
参考書も使い方は最初の問題から終わりの問題まで全部きっちり解く、
それが自分にとって当たり前だったし、何しろ1冊の本を完璧にやったという
自己満足に浸れるのが嬉しかったんです。
ただそのやり方だとなかなか本の終わりが見えないために、
途中で飽きてやめてしまうことの方が圧倒的に多くありました。

 

そんな自分の完璧主義な先入観をぶっ壊してくれたのがツタヤにあったその本でした。
冒頭の数ページを立ち読みして衝撃を受けて即買い。
最初うさんくさいといっていたあの疑いの心はどこへやら。
これが本当の衝動買いなんだなー、と思いながら本を買ったのを覚えてます(笑)

 

さて、その本片手に2013年の年明けから3ヵ月間、集中して勉強をしました。
写真はその2ヶ月間で使用した本です。こう並べてみると大分いろんな本を使ったなと…
毎日こんなに勉強したのなんて高校受験以来…(付属上がりですみません)
いや、高校受験のときの自分よりは勉強したんじゃないか!?
勉強、勉強、勉強、ときどき遊び…本のおかげもあって英語の読み聴きに関しては
自分でも感心するほどに伸びました(実際そうであってほしい…)!
TOEICでも結果は出たんです。このように客観的に自分の語学力が数値化されて
しかも伸びてるってわかるのは嬉しいことですね。

 



 

でも問題は話し書き。インプット能力が伸びた一方でアウトプット能力は全くダメで
これからはその勉強を始めようかなと思ってます。
留学生との交流を促してくれるランゲージ&カルチャーエクスチェンジ・プログラム
(毎学期初めに登録開始!)も登録したし、大学の授業でも
チュートリアル・イングリッシュが5月から始まりました。
英語ネイティブの留学生やクラスのチューターと会話することで
だんだん英語を話すことが恐怖から楽しみへと変わりつつある今日この頃♪

 

ちなみに、ICCでは今月、各国言語でのランゲージ・ランチおよび
ランゲージ・アワーが盛りだくさんです!

 

WN(Student Staff)

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