月別: 10月 2010 (1ページ / 2ページ)

金曜の夜は猛勉強

メキシコの週末は金曜の午後から始まり、ランチが終わる頃には大学もお休みモードに。
でも、私はそれからが・・・

 

国籍も専門も異なる友人3人が長年続けていた「おしゃべり会」に誘われ、
私も在外研究の2年間だけ、そのメンバーになった。
木曜の夕方か金曜の午前に、研究室に論文や雑誌記事のコピーが届く。
ひとつは英語、もうひとつはスペイン語。かなりの長文で、しかもテーマはバラバラ。

 

金曜の夜といえば、フィエスタ。あちこちから楽しげな音楽が聞こえてくる。
そんななか、私は翌朝の「おしゃべり会」の準備にかかる。
専門外の内容はなかなか手ごわい。
一応読み終えるものの、未消化のまま、睡魔に襲われてダウン。

 

そして土曜の午前にいつものカフェへ。
まず、スペイン語の論文についてスペイン語で議論が始まる。
1時間後、アメリカ人の文化人類学者がうれしそうに、「さあ、英語の時間だ」。
そして英語の論文について英語での議論に切り替わる。私以外の3人は実によくしゃべる。
聞いていると、時々、意識がふーっとどこかへ・・・
私だけ両方とも母語じゃないから、と思いつつ、仕方なく何か言うと、
言い返されて、あえなく撃沈。そして自己嫌悪。
ある時、コピーを届けにきた一人がつぶやいた。
「まるで僕たち罰をうけているみたいだね。」
確かにつらい。でも楽しい。
結局、長期の休みを除いて、毎週こんなことを繰り返した。

 

留学の楽しみは、日本にいる時以上に、いろいろな国や地域の人たちと出会えること。
パーティやイベントでのおしゃべりは楽しい。
でも、各自がちょっとした記事を持ち寄って、それについてなんだかんだと
自由に話をしてみるのもいいものだと思う。

 

ちなみに、友人たちの集まりはまだ続いている。
それにしても、かの地の大学教員は、どうしてあんなに余裕があるのかしら・・・

 

大学院留学や研究者としての在外研究に関心のある方は、
11月8日のテーマ・ランチ「大学院留学」へどうぞ。

 

KH (ICC Staff)

ジャパニーズ・アワーの思ひ出

ペッタン、ペッタン、ペッタン・・・・

 

2010年9月17日。
7号館1階のICCオフィスでは、不穏な音が鳴り響いていた・・・。
まだ秋の気配のかけらさえ感じられなかった暑い盛りのあのころ、
イベント参加者の笑顔を求めて孤独に闘う一人の男がそこには、いた。
顔面から滴り落ちる汗、悲鳴を上げる腕、彼はまさに自分の限界に挑戦していた・・・。

 

はい。ちょっぴりカッコつけましたが、平べったく言うと、
先日イベントで配布したクーポンにハンコを押していただけです。
ははは。

 

そのイベントがジャパニーズ・アワー。
大学のまわりのお店”ワセメシ”の情報をネタに日本語使おうぜ、という趣旨のイベント。
そこで友達作ってお店のクーポンもらって友達同士で行っちゃおうぜ、という狙いのイベント。
当日はたくさんの人が参加してくれました。
満員御礼でした。
ありがとうございました。

 

参加者のみなさんは、ICCサポーターと呼ばれるワセメシのプロフェッショナルたちから情報を得て、
一生懸命日本語で交流していました。中には、テーマそっちのけで話し込む参加者も。
「うぉぉ・・・いいねいいね、仲良くなっちゃえよ!!」
クーポンを4つに折りたたみ、机に放る参加者も。
「えぇぇ・・・それ大変だったんだけど・・・ははは・・・まぁいいんだけどね・・・」
参加者が笑顔で日本語を話す様子を見ているとそんな思いも吹き飛びました。

 

11月のランゲージ・アワーは、中国語、英語、スペイン語、朝鮮語で開催!
もちろんジャパニーズ・アワーも鋭意企画中です。トピックにご提案がある方は
気軽にメールください。icc-cafe@list.waseda.jp

 

AN(学生スタッフリーダー)

飛行機、好き?

理工学生の性分か、「飛行機」「整備工場」と聞くとわくわくする。
巨大な鉄の塊(正確には、セラミック、炭素繊維など)が飛ぶのだから、
考えてみれば不思議なものである。
何百トンの物体を引力に逆らわせる人類の英知に驚く。

 

 

その技術の一端を見ようと、前回の日本航空整備工場見学に参加した。
感想は一言でいうと、圧巻だった。何もかも巨大である。

 

あっちこっちに置いてある、交換用のタイヤは自分の両手の幅ほどはあるし、
飛行機の先端のキャップ部分は、人ひとり入れそうなくらい大きい。
極めつけは、飛行機がすっぽり包んでしまうメンテナンスステーション。
全体を見ようとすると、首を不自然な角度になるまで上げる必要がある。

 

他にも、ドラマ「アテンション・プリーズ」の撮影現場があったり、
飛ぶ仕組みを分かりやすく教えてもらえたり、
工場見学以外のコンテンツも充実している。

 

あなたも参加して、飛行機のプチマニアになってみませんか?

 

YL (学生スタッフリーダー)

 



その昔は健気に夜行バスを使っていたが、最近実家に帰省するときは、羽田から関空に飛ぶ。
早めに予約すればバスとそう変わらないぐらい安くあがるし、羽田空港でお土産を選ぶのも
なんとなく楽しい(そういえば羽田は新国際線ターミナルのオープンで大賑わいですね)。
ある日機内誌をぱらぱらめくっていたら整備工場見学の記事を見つけた。

 

「あ、これ楽しそう。ICCでやったら人気が出るんじゃないかな」

 

そう心にクリップしていたことが先学期実現した。
ふだんの工場見学は日本語のみの案内だが、特別に早稲田大学のために英語での
セッションを設けてくれることになった。定員25名のところ、なんと125名もの応募。
「飛行機大好きです」「将来航空業界に就職考えています。ぜひ行きたいです」
Waseda-net Portal申請画面の備考欄にいつになく熱い文字が躍る。
ふだんのフィールド・トリップより理工系の学生の応募も目立った。

 

あわてて日本航空にお願いし、倍の50名受け入れていただいたが、
それでも涙を飲んだ人、75名。

 

整備工場見学は、一般の受け付けもあるから、ICCフィールド・トリップで
行けなくても、自分で申し込んで行けばいいんじゃないの、と軽く考えていた私。
先日工場見学マニアの友人と話したところ、あまりの人気で応募してもなかなか
抽選に当たらないとのこと。

 

プレミア感の増したICCフィールド・トリップ「日本航空(JAL)整備工場見学」、
毎回おそらく抽選になってしまうと思うけれど、
直接JALに申し込むより倍率は低いはず?!
飛行機好きの皆さん、ふるってご応募ください。

 

YH (ICC Staff)

From AKB48 fans to heavy metalers…

Two weeks of school have finally passed. Is anybody else as stressed
out as I am?

 

I don’t find myself to be the type of person who stresses out easily,
but after discovering a huge zit on my nose and sleeping for 12 hours straight,
I realized that I was really tired. I mean really, really tired.

 

I’m pretty sure most people will be able to relate to this, but listening to music
helps me relax. It really depends on the person as to what kind of music is
relaxing for them, and it doesn’t really matter. For me, it’s screamo/metalcore.
Any screamo fans out there? It would be nice to know a few people who I can
talk about music with without having them look at me as if I were a psychotic,
angry little girl. I swear I’m not.

 

Anyway, although I have my favorites, I’m usually open to other kinds of music
as well. But even after living in Japan for all these years, I’ve never actually given
Japanese music a chance. Yeah, I inevitably hear Japanese pop music when I’m
watching TV, or when I’m walking around Tokyo, but I’ve never really been too
keen on listening to it. But actually, it’s not so bad. It’s catchy and a lot of the time super bubbly. Personally, I like Arashi the most .

 

So if you, like me, have never really listened to Japanese popular music,
then come join me and other students for the ICC’s J-pop Party!
Release all your stress by dancing, making new friends, and just listening to
some good Japanese music. And for all those J-pop music fanatics, come and
help us make this party an unforgettable one!

 

SM (Student Staff Leader)

xxx依存症

フランス、グルノーブルへの交換留学から
帰国して早4ヶ月。帰国翌日から休む間もなく始めた
就職活動もひと段落し、先月末に学生スタッフリーダーに復帰した。

 

「去年の今ごろは~していたなぁ」などと、しばしば
懐かしんでしまう今日この頃だか、振り返ってみれば、
学業に励むのはもちろんのこと、一年を通して留学生や現地学生との交流も非常に活発に行っていたように思う。

 

特に、学生の僕たちにとって最も簡単に友達を作り、仲を深めることができるのは…そう、飲み会。
フランスではパーティーや飲み会などをFeteやSoireeと言い、頻繁に行われていた。

 

ここで一つ、現地で友達ができたときの連絡先の交換の仕方の日本との若干の違いを紹介したい。

 

「連絡先って言ったら携帯番号とかメアドっしょ?」

 

というのが日本だとすると、フランスやその他多くの海外の国では、まず、

 

「Facebookやってる?」

 

となることが多い。

そう、あのFacebook。このブログを読んでくれている皆さんの殆んどはご存じだろう。

ご存じない方の為に簡単な説明をすると、Facebookとは世界中の人々が自分でアカウントを作り、
友達と繋がり、写真のアップしたり、近況を書いたりして交流を図るデジタルサービスである。
イベントを作り招待したり、ファンやグループを作り、共通の趣味を持った人同士で交流することもできる。

 

「昨日アップした写真見たよ~」

 

「今度○○で▲▲のイベントをやるってFacebookに書いてあったよ~」

 

「今日Facebookで話そう!」

 

こんな会話をよく耳にしていた。

 

考えてみれば、僕が留学生活を充実させることができた理由のひとつに、
Facebookというコミュニケーションツールの存在があったかもしれない。
いつでも、どこでも友達と連絡を取れ、イベント情報なども手に入る。
日本人の若者にとっての携帯電話にも似た存在だろう。
事実、日本の若者の「携帯電話依存症」ならぬ「Facebook依存症」が海外にはあるくらいだ。

 

最近、日本においても既存のSNSに加え、Facebookの利用者が増えているのは、
国際社会との結びつきが強まっている証拠だろうか。

 

情報であふれている現代の情報化社会。そこに埋もれてしまわないよう、ICCも情報を発信していく。
ICCが好きな方、まだICCをよく知らない方、現地学生、留学生、すべての人の身近なところに
ICCのイベント情報を届けたい、その魅力を伝えたい、そんな気持ちで始めました。

 

ICCファンページ

 

ぜひ覗いてみて下さい。

 

TT(学生スタッフリーダー)

困難に出会ったら

タイトルから「困難をいかに乗り越えるか」との回答が書かれていると想像した人が多いかもしれない。
しかし、困難の乗り越え方はその人によって千差万別だ。
だから、これから書くことは、困難に出会ったときのヒントとしてとらえてもらえたらと思う。

 

大学生ならば、学業、人間関係、恋愛、家族、就活などで問題に出会うだろう。
慢性的なものもあれば、ある日突然やってくるものもある。
いずれにしても、問題を解決できなければ苦しむこととなる。

 

そもそも、困難とは何か?
私は、その人の問題解決能力と実際の問題の深刻度合いのギャップだと思う。
そのことをアイシュタインの言葉はズバリと指している。
「我々が直面する重要な問題は、それを作ったときと同じ考えのレベルで解決することはできない」

 

つまり、世界を新しく見るレンズが必要になる。新しい価値観と言い換えてもいい。
もちろん、これは言うほど容易なことではない。
長い期間の忍耐を要したり、不安と恐れを乗り越えるために気持ちを奮い立たせたりする必要がある。

 

困難がやっかいなのは、決してその人が準備万端な状態のときにやってこないからだ。
だから、私たちはそれを分かった上で、対応しなくてはいけない。
ベストではない状態で、最善を尽くす。

 

以前、イベント企画をするサークルの幹事長をしていたことがある。
自分からやりたいと立候補したわけではなく、やる人がいなかったから仕方なくやった。
企画が走り出したとき、気持ちの準備は完全ではないままだった。

 

始まるとすぐに、周りの人の責任感のなさにイライラした。
次々と対応すべき問題がやってきて、毎日逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
そんな日々が二週間も続いた。

 

これではいけないと思い、先輩に相談して、なんとか気持ちを整えた。
それから、学校の課題に取り組む気持ちで、たんたんとこなすようにした。
問題を気持ちと切り離して、客観的な視点になることで、意識を変えたといえる。

 

もちろん、気持ちがぱっと晴れたわけではない。
つらかったことには変わりないが、最後まで幹事長をやりきることができた。

 

もし、あなたがいま困難を抱えていたら、新しい視点でその課題を眺めることをおすすめする。
解決方法がなさそうでも、実はいくつもの答えが用意されているものだ。
何か解決法があるはずだ、と問い続け、いままでになかった視点を手に入れる。
人に相談したり、内省したり、本から先人の知識にふれたり、新しい能力を身につけたり、とにかく行動することだ。
困難を乗り越えたとき、世界をより高い、広い視点から見渡せるようになるはずだ。

 

かくいう私も、いま困難の中にいる。
だからこのブログは、人にメッセージを発信しつつ、自分の心の整理の意味も兼ねている。
いまこれを読んでいるあなたも困難に出会っているかもしれませんが、ともに頑張っていきましょう。
ファイト!

 

LY (学生スタッフリーダー)

タイに行きタイ。

タイに行きタイ。
・・・・。

 

5年くらい前、タイの首都・バンコクに行きました。
驚いたのが、タイ人の笑顔。
目が合うとニコッ。知らない人でもニコッ。
目が合うとそらす日本の文化?との違いを肌で感じた瞬間でした。

 

その後、現地の高校へ。
1週間の寮生活を送ることになった私は、いくつかのハプニングに出くわしました。
水しか出ないシャワー。暑いからいいんですけどね。
紙を流してはいけないトイレ。
便器の隣に水の入ったバケツがあって、それで汚物のみ流すんです。
なぜか朝5時に大音量で流れる『恋のマイアヒ』。現地学生が朝の体操をしていたんですね。
30円で食べられるステーキ(ステキ!)

 

いささかダジャレが多い私は、町に観光にも行きました。
超すごい渋滞。
もうね、車線とか関係ないんです。
有料のトイレ。最近日本にもありますよね。
たくさんのブッダ。さすが仏教の国!
日本のアニメの違法と思われる販売。タイトルの1文字を巧みに操って売っていました。
当時高校生の私には、どれもこれも新鮮なものばかりでした。

 

帰りの飛行機はANA。
機内に入ると、心地よい音楽が。
奏でていたのは、日本を代表するバイオリニスト・葉加瀬太郎。
これぞ”タイの文化×バイオリン”という感じの旅行でした。

 

はい。ちょっぴり強引ですが、今度ICCでも”タイの文化×バイオリン”というイベントがあります。
タイの文化に触れタイ、タイのバイオリニストの音楽を聴きタイという人には必見のイベントです♪

 

AN(学生スタッフリーダー)

今日のお昼は、ICCへ!

ひとり。

 

私はひとり行動が好き。
社交的に見られるし実際その部分は大きいけれど、ひとりでいるのも心地いい。
まわりを気にせず、ひとりでボケ―っと物思いにふける時間もやっぱりないと。

 

だから、
「私ってさびしがり屋なんだぁ。」
っていうカワイイ女の子たちを見ても「へ~」って思っちゃう。
「○○ちゃん、いっしょにトイレ行こう♪」
っていう日本の女子中学生文化も、理解に苦しんだなぁ。

 

そんな私、早稲田でのお昼休みはあんまり好きな時間じゃなかった。
このひろ~いキャンパスで、た~くさんの人が行き交う昼休み。
どこに行ってもガヤガヤしてて落ち着かない。
そして、このときばかりはひとりでお弁当広げてる自分が
ちょっぴり寂しい人に思えてくる…(笑)

 

こんな経験があってもなくても、みなさんにぜひぜひオススメしたいのが
ICC de Lunch
7号館1階のICCラウンジで、おしゃべりしながらお弁当を食べましょう!
っていう、それだけに意味のあるプチ・イベント。

 

引っ込み思案な人には新しいネットワークを築く絶好のチャンスに。
人付き合いが得意な人には広い「顔」をますます広める良い機会に。
おしゃべりが好きな人には話す時間に、聞き上手には特技をいかす時間になる。
ほら、いいことづくし!!

 

もちろん、新しい人と知り合うのが得意な人ばかりじゃない。
でも「あー、あのとき重いお尻をあげてあそこに行っといてよかったな」
なんてあとから思えるステキな出逢いや経験、きっと誰にでもあるでしょう?

 

ICC de Lunchが、あなたの早稲田ライフをキラキラさせる
小さなきっかけになるかもしれません♪

 

さぁみんな!今日のお昼は、ICCへ。

 

MK(学生スタッフリーダー)

小さい秋みつけた

秋ですね。
最近涼しいんです。
夜はよく眠れるし、お出かけしても汗かかないし。
某TV局の人気女子アナは、朝のニュースを卒業するし。
ちょっと寂しい季節ですね。

 

そんな寂しさをぶっ飛ばせってことで、みんなでJ-popでも聴いてハッスルしませんか。
昔懐かしの楽曲が聴けたり、最新の日本のミュージック・シーンが垣間見られるかも。
秋の夜長は踊り狂いましょう。噂では、平井堅が来るとか来ないとか(ウソです)。

 

懐かしい歌で思い浮かんだのが、「100%勇気」。
大人気アニメ「忍たま乱太郎」の主題歌ですが、やっぱり歌詞がいいですね。
「やりたいことやったもん勝ち」。大学生にふさわしいセリフです。
はい。忍者のイベントもあります。

 

食欲の秋、読書の秋・・・今年はこんなのどうでしょう。
「日本文化の秋」。
日本の伝統文化、茶道・和楽器・書道の3つが一気に体験できてしまうという
何ともお得なイベントです。

 

秋、といったらやっぱり紅葉狩り。
紅葉を見るボートクルージングと世界遺産、日光東照宮がセットになった
盛りだくさんのフィールドトリップですよ!!

 

涼しい涼しいって言うけど、日本の「COOL」な部分はどうなってるの?!
なんつって。
今回のジャパニーズ・アワーのテーマは「COOL JAPAN」。
みなさんが見つけた「COOL」な日本を持ち寄ってくださいな。

 

「COOL」なものを発信し続けているのがこの町、秋葉原。
最近はAKB48が大人気ですね。僕の推しメンは、ともちんです。
はい。秋葉原のプロフェッショナルがついに早稲田に!!
某人気男性アイドル事務所の彼らが出演する番組で、話題になったあの人ですよ!!!!

 

以上、ICCジャパニーズ・フェスタの紹介でした。

 

AN (学生スタッフリーダー)

海、自転車、雨

土手の道幅は2メートルちょっとくらい。
ところどころ、砂浜に浸食されている。
海を見ると、波が起きて、筒のように丸くなっては消えていく。
ふたりは自転車を軽快に走らせ続ける……

 

先日、千葉県鴨川市で友人のヨコヤマくんとサイクリングをした。
ヨコヤマくんは寡黙で、落ち着いていた人である。
たたずまいには優雅さがあり、人から「プリンス」とあだ名を付けられる。
ウマが合うので、ふたりはよく一緒にいる。

 

鴨川駅の近くで自転車屋を見つける。店番をしていたおばさんは感じのいい人。
身分証明書を見せる必要もなく、あっさりと貸してくれた。
「天津神明宮に行ってきます」と目的地を伝えて、出発する。

 

空は灰色の雲に覆われているが、夏の強い日差しを隠してくれるので快適である。
狭い路地を抜けて海が見えた瞬間は、思わず心が躍った。
海沿いの道を走り抜けていくと、顔に心地良い風が吹きつけてくる。海の匂いがする。

 

目的地の天津神明宮(アマツシンメイグウ)は地元では有名な場所である。
その昔から、結婚式、子供の命名式、漁師の豊漁祈願がよく行われていた。
実際に目にしたとき、なぜここの人が行事あるごとに使うか分かった気がした。
背後にある緑豊かな山の一部であるかのように、神社は見事に自然に融和している。
手水舎には小さな雨蛙がいたり、拝殿前には黒く大きな蝶が悠々と飛んでいたりする。
外界から切り離された、神秘的で澄んだ雰囲気がここにはある。

 

境内にある「ゑびす茶屋」で足を休める。麦茶が乾いたのどを潤す。
出された自家製わらびもちはさっぱりとしていて、濃厚な黒蜜によく合う。
ヨコヤマくんとふたりで、池泉に泳ぐ鯉を眺めながら、静かに味を楽しんだ。

 

帰るころには、曇っていた天気がいよいよ怪しくなる。
小雨だったのが、あっという間に大粒の雨になる。
時間を急ぐふたりは、雨粒を全身に浴びながらペダルをどんどんこいた。
海の塩分を含んだ雨粒が目に入ってしみる。そのたびに顔をぬぐう。
災難といえば災難だが、ふたりは雨の中のサイクリングも楽しんだ。

 

自転車屋さんに戻ると、店のおばさんはタオルを出してくれた。
自転車が濡れたことを謝るが、「いいよ、いいよ」と言ってくれた。
その温かさに何度も感謝の言葉を口にして、店を後にした。

 

雨は弱くなってきた。
服はずぶぬれだったが、ふたりはそんなことなど気にも留めずに、
これから宿で入る温かいお風呂のことで頭がいっぱいになっていた。

 

YL (学生スタッフリーダー)

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