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多様性とかそれ以前に

 ICCの学生スタッフリーダー(SSL)として働くようになり、より様々な文化を肌で感じるようになりました。毎日がとても充実し始めた一方で、新たな環境に身を置くことは体力も使うようで、休日はだらだらと過ごすことが増えるようになりました。そんな惰眠を貪っていたとある休日、Netflixを漁っていると、ある番組に出会ってしまいました。

*以下は宣伝ではなく私個人として最強の番組を紹介しています。

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレビ東京)。それはまさに英語で言う「eye-opening」な番組。何がそんなにすごいのか、少し紹介します。 

写される場所がとてもディープ 

この番組は、グルメ番組の区分に入ります。その為、様々な人の食べ物が写されるのですが、その取材場所が普通なら絶対に足を踏み入れることのできないところばかりなのです。例えば「廃墟に暮らす元少女兵」や「ゴミ山で暮らす少年」、「カルト教団」や「香港のデモ隊」など、取材中にいつ死んでしまってもおかしくないような世界を、ディレクターの上出遼平さんは現地ガイドとたった二人で取材します。時にはカメラを奪われそうになったり、現地の人でさえ危険という場所に行ったりと、見ている側は本当に大丈夫なのかとスリルを感じながら観ることができます。 

ナレーションが無い

この番組、ナレーションが無いのです。その為、現地の人が淡々と写され解説がありません。ただでさえ自分の住む世界とは全く違う世界を映し出されているのに、ナレーションや解説が無いと「なぜ?」がただただ膨らむばかりです。確かにディレクターが質問をしてわかることもありますがそれだけでは足りません。また、中には今まで、ただ悪い人、という認識を持っていた人々も写されます。彼らの主張に対し、それをどう解釈するかは我々視聴者にゆだねられています。彼らの意見を聞いていると、ただ悪い人、良い人といった善悪二元論では語ることのできない複雑な社会や感情が垣間見え、視聴後に様々なことを考えさせられます。 

食の在り方を考えさせられる 

私にとっての食というのは、様々な種類があり楽しいことで、自己紹介等でも「趣味は食べることです」というフレーズを何度も耳にします。しかし、この番組で写される食は、命がけのもので必要最低限のもの、という場合もあります。食べるためには働かなくてはならない。でもその働き方は決して楽なものでなく、常に死と隣り合わせであったり、寿命を縮ませながら行うものであったり… しかし、逃れることのできない負の連鎖や不条理さを多く目にする一方で、そこに写る人々の優しさも目にします。過酷な社会の中で生きていても、美味しそうに、嬉しそうに食べる姿を観ると胸が締め付けられるとともに、全世界共通の食の偉大さを再認識します。

生きるってなんだ? 

今までに見たことのない様々な国籍やバックグラウンドを持つ人々の生き様を映していくという面においてはこの番組はとても多様性が尊重されているものだと思います。ですが私はこの番組を観て、「これは多様性に富んでいるな、ふむふむ」といった風に考えることができませんでした。多様性とか異文化とかそれ以前に、「生きる」こととは何なのか考えさせられます。明日生きていくためのお金が無い、とか、明日殺されるかもしれないとかそんな究極の世界に身を置いたことのない私には、その番組にうつされるどの人たちのことも完全に理解することは出来ないし、同じ気持ちになることは出来ません。ただ自分は毎日ちっぽけなことでへこたれて、夜ご飯が焼き魚な日は文句を言う、そんな贅沢なことができる環境にいて、何も知らないという事実を突き付けられ、やるせない気持ちになるのです。生きることというのは同時に死ぬことでもあるのに、死というものが余りにも遠くふわふわしている。生きていることが当たり前の自分の環境がどれだけ恵まれていることなのか、視聴後私はよく考えます。世界にはいろんな人がいる。だからせめて私も自分の生を無駄にしないで精一杯生きよう、そう改めて思わされます。 

ここまで、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の番組を熱く語らせていただきましたが、実はこの番組の取材は日本にも進出しているのです。SpotifyのPodcastには、日本にいる「ヤバい」人々の「ヤバい」飯を音声のみで聞くことができます。存在は知っていてもどんな活動をして何を考えているのかはわからないものから、え、そんな仕事あったのかという驚きの仕事をする人まで、様々なディープな世界を垣間見ることができます。長々と語るのもここまでにして、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の熱さを少しでも伝わっていれば幸いです。もし、自分の毎日にメリハリが無かったりやる気が出なかったり、少しでも刺激が欲しい、ディープな世界を覗いてみたい人は、ぜひおすすめします。 

I.O.(学生スタッフリーダー) 

Love Letter to Tokyo

A.M. (ICC Student Staff Leader)

Reading this blog post, I think you will know which one of us student staff wrote it, but I have never been shy about sharing my thoughts or my feelings, so this is my love letter to internationalism.

I first came to Japan in 2017, straight after the most bizarre, jam-packed month of my life. In my last 30 days at home, I made Christmas dinner with my friends in the lingering heat of the summer, had minor surgery, and one week later ran my first marathon. The truth is, I pushed myself to do as many things as I could before leaving my home country, because I was scared. I was scared about moving to the other side of the world, not knowing what to do if something bad happened, being so far from friends, from family. It was totally different to times when I had left home before, as I wouldn’t be able to fly right home if there was an emergency.  

My 留学生活 , however, did not disappoint. It was 10 months of great change. I made friends from all over the world, improved my Japanese to a level I never could have achieved at home, visited all the places I wanted to go, stayed up and watched the sun rise more times than I could count. I had made my new home, and my new home was Tokyo. 

Until it was time to leave again. No matter how much I wanted to, I had to go back to finish my undergraduate degree. I was fresh off the plane from Tokyo, so fresh in fact that I was still waking before the sun, when I scheduled a meeting with my professor. It was finally time to start thinking about what I was going to do after finishing my Bachelor’s degree. I knew I wanted to do a Master’s degree, continue in my field of language and cultural studies,; I wanted to focus on Japanese, but was at a loss as to how I could have it all. That’s how my story with Waseda began.  

A grueling 21- month process of researching, writing, applying for scholarship, finishing essays, panicking before oral exams, graduating, finding a full- time job, and waiting, and waiting, and waiting, all the while, dreaming of Tokyo. The email came at the end of February 2020. A scholarship and an acceptance letter. I was going back home!  

Sometimes it seems that there is a cruel irony in the fact that I have come here during the coronavirus pandemic. Yes, I was able to come to Tokyo, and start the graduate student life experience… from the comfort of my own home. I have not met most of my classmates, nor very many people at all for that matter. It was not until I started working at the ICC, that I began to feel as I used to.  

The ICC has given me the chance to cross paths with so many people, the gift of hearing their stories, and courtesy of sharing a small part of their lives. I have relearned what I knew to be true before this pandemic;: the value of interaction. I don’t believe in the archaic ideas of borders, or nationalism,  these are silly categories that confine individuals to a certain set of expectations which they may or may not live up to. And when you sit behind the counter at the ICC, this is what you see. Not groups of students that can be neatly separated by country, but a bricolage of culture, identity, and personality.  

And this never fails to remind me why I love living in Tokyo. There is a vast, never ending expanse of people just waiting to have their story heard. There is a constant flow of those moving away, those moving in, those moving around. There is always a new road that I haven’t followed, a train line not yet taken, a building I have never seen. The permutations are limitless.

Of course, there are times in which it feels too much. Being so far away from home and everything that I know. I don’t have much of a community, nor a place to remind me of home. Sometimes I long for someone who will give me that familiar feeling. 

But every morning and every evening, as I look out at the view of Tokyo, framed by my kitchen window, I remember why I worked so hard to be here, and why this is truly a freedom like no other. 

Image from Imgur

私の”JIMOTO”

初めまして!春学期から新しくICCの学生スタッフリーダー(SSL)になりました、M.S.です!今回は初めてのブログなので、自己紹介がてら私が生まれ育った“JIMOTO”、群馬について紹介したいと思います!

私は、日本の群馬県で生まれ育ちました。皆さん群馬ってどんなところか知っていますか?「田舎」「遠い」というイメージでしょうか?あるいは特に何もない県というイメージの人も多いと思います。実際、どれもあながち間違ってはいません。(笑)ですが!群馬には良いところもたくさんあります!今回はその魅力の一部を紹介していきたいと思います。

都会と田舎の良いとこどり

群馬といえばよく田舎としてテレビで紹介されたり、未開の地なんて言われたりもします。(笑)では実際のところどうなのかというと、こちらの写真をご覧ください。

(image by author)
(image by author)
(image by author)
(image by author)

これらの写真は、私の出身地、高崎の駅前の様子です。高崎駅は、ヤマダ電機の本社(2枚目)や大型商業施設(3枚目)、コンサートなどが行われる芸術劇場(4枚目)など、さまざまな施設と直結しています。駅にはスタバも三つあります!東京や新宿までは電車で一本で行くことができますし、新幹線も通っていて、交通の便も良い駅です。高崎は群馬県の中でも栄えていて、最近はどんどん発展しています。私の友達を高崎に連れてくると、大体思ったよりも栄えていて驚いています。

しかし、群馬にはもちろん自然もたくさんあります。

(image by author)

群馬には山がとても多いです。小学校の運動会では、赤組・白組ではなく、赤城団・榛名団・妙義団と山の名前で分けられていました。この写真は、高崎から車で一時間ほどの物語山という山の山頂から撮影したたものです。小さい頃はよく父と山登りに行き、山頂からの景色を見るのが最高に気持ち良くて好きでした。先ほどの少し栄えた高崎からも、遠くにはたくさんの山々が見えるので、高崎にいると都会と自然を両方感じられます。高崎は、程よく栄えていて暮らしに困ることはなく、東京ほど込み合っていなくて、さらに自然も感じられます。都会と田舎の良いところをとった、とても住みやすい都市だと思います。

観光

群馬県には、観光スポットはそんなに多くありませんが、少しだけ紹介します!まずは温泉です!群馬県には草津温泉や伊香保温泉など、日本の名湯といわれる温泉があります。温泉は群馬の中でも山の方にあるので、自然を感じられて、東京からのプチ旅行におすすめです!

参考:「極上の『温泉王国』ぐんま」 ググっとぐんま公式サイトこちら

次に、世界遺産、富岡製糸場です!歴史の授業でも習う、日本で最初の官営模範製糸場です。製糸場の見学や見学繭から糸を作る体験などができます!

参考:「世界遺産 富岡製糸場」富岡市観光ホームページこちら

三つめは榛名神社です!ここは山奥にある自然に囲まれた神秘的な神社で、パワースポットとして人気です。最初の鳥居から本殿までは15分ほどずっと上り坂と階段で結構険しいです、、ですが、道中には滝や大きな岩、七福神の像などがあり、たくさんの自然とパワーを感じられます。私の祖父は昔この神社の神主をしていました。私も小さいころから毎年参拝しているお気に入りの神社です。

「榛名神社へようこそ」榛名神社公式サイト

群馬県は、こんにゃくとキャベツの生産量が1位です。ほかにも全国5位以内に入る野菜がたくさんあり、新鮮でおいしい野菜が食べられます。また、「おっきりこみ」や「ひもかわうどん」、「釜めし」、「焼きまんじゅう」などの郷土料理もあります。焼きまんじゅうは、まんじゅうと言いながら普通のおまんじゅうの二倍くらいの大きさのものが4つ串に刺さっていて、おまんじゅうの中には何も入っておらず、まわりには甘いみそのたれが塗られています。食べたことがない方は全く想像がつかないと思うので、是非食べてみてください!

(image by Raita Futo)

文化

最後に、群馬の行事や文化を紹介します!高崎は、だるまの発祥地で、「高崎だるま」は全国シェア8割です!もしだるまを見かけることがあったらおそらく高崎産でしょう。だるまには魔除けや願いをかなえてくれる力があるとされているので、私の家には小さいころからだるまがあって、胴体の部分に願いを書いていました。年始には高崎だるま市が開かれ、たくさんのだるまが売られたり、だるまに願いを書いたりできます。

最後に紹介するのは「上毛かるた」です。群馬県にはかるたがあり、小学校の時に全員これを覚えます。大会もあり、勝ち進むと市大会、県大会に進めるので、小学生は必死に練習します。このかるたは、「あ」から「わ」までの44枚がすべて群馬に関する札になっています。例えば、

「い」…伊香保温泉日本の名湯

「え」…縁起だるまの少林山

「に」…日本で最初の富岡製糸

「ね」…ネギとこんにゃく下仁田名産

「ま」…繭と生糸は日本一

という感じです。今紹介した札は、今回ブログの中で紹介した事に関わっています。つまり、上毛かるたには群馬の魅力が詰まっています。そしてこれを県民全員が小学校で学ぶことで、自分の県について知ることができるのです。群馬県民ならほぼ必ずすべての札を言えるはずなので、群馬出身の人に出会ったら何か好きな五十音を言ってみてください!札を読み上げてくれるはずです。(笑)

“JIMOTO”のよさ

ここまで群馬についてたくさん紹介してしまいましたが、「是非とも群馬県に行ってみたい!!」とまで思ってもらえなくても全然大丈夫です。でも、このブログを通して群馬と私について少しだけ知っていただけたと思います。皆さんもそれぞれ地元があると思いますが、地元にたまに帰るとなんだかホッとしたり、素の自分に戻れたりしませんか?その人が生まれ育った土地について知ることは、その人がどんな人かを知る一つの方法だと思います。早稲田大学には全国、全世界から様々なバックグラウンドを持った学生が集まっていて、それぞれ育った土地や思い入れのある場所があるでしょう。その土地について聞いてみると、その人の意外な部分や土地の魅力など、新たな発見があるかもしれません。みなさんもぜひ友達とJIMOTO talkをしてみてはいかがですか?

M.S.
ICC Student Staff Leader

LGBTに偏見のあった私が理解者になるまで

外国の友達に教わったLGBTQに対する捉え方

Part I

 「男のくせに女々しくて気持ち悪い」、「その女の子は何で男のふりをしているの」、「姉が同性愛で恥ずかしい」… このような考えを持っていた過去の自分がとてもバカだと思う。

 私は中国で生まれ、中国で育った。欧米と比べて、中国におけるジェンダーに対する主流的な捉え方は非常に保守的だ。当然のことながら、私は中国にいた時、そのような保守的な考え方に大いに影響されていた。高校を卒業して日本に渡航し、全世界から学生が集まっている早稲田大学に入学した。そして、異文化交流センター(ICC)によく顔を出すようになった。そこで、ヨーロッパ出身の学生達をはじめとして、色々な国からのたくさんの友達ができた。その友人たちのおかげで、自分とはまったく違う世界観に触れ、新しい考え方を学んだ。特に、ジェンダーに対する捉え方は、過去の自分とは別人になったように変化した。

 私はジェンダーを意識するようになったのは、多分、思春期が始まる頃だった。思春期以前は、「男の子と女の子は体が違うだけだ」という認識だった。それは、私が男性で双子の姉がいて、女の子と一緒に成長していたからだ。女の子が特に自分と違わないという単純な考え方は正しい認識だったかもしれない。しかし、そのような認識は発育と社会環境の影響で変わった。中学生になると、自分が男だと強く意識し始め、男だから男らしく振舞わなければならないと考えるようになった。その頃、初恋をした。つまり、顕在化した性的指向の働きで特定の性別の人を恋愛対象と見始めた。性的指向は先天的な性質だろうか、自分にはわからないが、私は今までずっと、自分が異性愛者だと思っている。生まれてから自分が接触してきた情報源では、例えば、本やテレビ、新聞など、すべて異性愛が当たり前だという世界観があったようにと感じていた。それで、私も異性愛者じゃないとおかしい、自分と違う性的指向の人は「異常」だと考えるようになっていた。そして私にとって「不幸」なことに、中学校の時、双子の姉に彼女ができた。同性愛という言葉にさえ触れたことが少なかった私にとって、あまりにショックだった。これがきっかけで姉を嫌うようになった。さらに、このような姉がいる自分が恥ずかしいとさえ思った。

 そのような私だったが、異文化交流の体験を通じて生まれ変わった。最初は、日本における同性愛に対する寛容度が中国より高いと気づき、私もある程度、同性愛が「異常」だと思わなくなった。とはいえ、同性愛の家族がいることはどうしても平気でいられなかった。そして、同性愛が「異常」だとは思わなくなっても、他の人とはどこか違うと感じて、知らないことに対する新鮮さにも近い「興味」を持っていた。そのため、誰々が同性愛なのかと興味津々に尋ねたり、同性愛の姉のことを批判したこともあった。

そんなある日、フィンランド人の女性の友達に頭を打たれた思いをした。ICCでよく出会っていた彼女に、「○○さんが同性愛らしいね」と言った。言い方から私の不純な動機を察知したようで、彼女は「あ、そう?どうでもいいんじゃん」と不快感が顔に露わになったのを感じた。このことがきっかけで、私は自分の性的指向に対する見方が間違っているのではないかと自問した。そもそも、同性愛はどこが良くないのか?その答えが見つからなかった。自分が何を、誰を好きなのかを決めるのは自分の脳だと、私は思っている。自分の頭にある思考と精神は体に囚われるものではない。もし精神が身体に囚われるのであれば、生理学的に飛ぶことができない人間は、飛行機という構想には到底辿り着かなかっただろう。

Part II

 性的指向だけではなく、トランスジェンダー*も同様だ。正直に言えば、私も子供の頃、女の子になりたいと思ったことがあった。姉のドレスを着てみたり、母親のハイヒールを履いてみたりしたこともある。しかし、それはやはり当時の自分にとって恥ずかしいことで、絶対に抑えなければならないことだと思った。私の経験は、ただの好奇心によるものかもしれないが、もしかしてトランスジェンダーの性質の現れだったかもしれない。しかしながら、今となっては、それはもう分からない。なぜなら、自身の感情が「異常」だと当時自分が思っていたことで、強引に周りに認められるような存在でありたいと願い、止まってしまったからだ。

*トランスジェンダー:本稿での定義は「生まれた時に割り当てられた性と、性自認あるいは性表現が一致しない人」としています。

 一方で、一人のイタリア出身の友人は私と異なり、子供の時によりはっきりと自分のジェンダーに対して認識していたと語ってくれた。彼は秀麗な顔をしていて、話し方も、仕草も優雅なとことがあり、男女ともに人気がある。彼は男性も女性も性的指向の対象であり、性自認が男性だ。しかし、彼は子供の時、女の子のように振る舞っていたという。そして、彼の母親は彼に対して、「もしあなたが女の子としていたいなら構わない、それがうまく行くように何とかするよ!」と言っていたという。子供だった彼はそれに感動して、よく考えたそうだ。その結果、彼は自分の心が男だとはっきりと認識した。

 他方で、私の親は未だに姉の性的指向について心配している状況にある。自分の親が良くないと言っているのではなく、社会的環境から保守的な考えに何十年も影響されてきたから、今更考えを変えることが難しいことも十分に理解している。しかしながら、子供の性のあり方をサポートする親が、すべての親のあるべき姿なのだと思う。

 このイタリア出身の友人の話を聞いて、私はトランスジェンダーに対する理解がより深まった。人間は身体に拘束されることなく、心に思うことを追求すればいい、それこそ自由になれる。だからもし自分が男として生まれても、女の心を持てば、女として生きればいい。逆も同じだ。別に勇気なんか要らない。それはあたり前のことだ。勇気が要ると言うのなら、それは心が自由ではない他人の視線があるからだ。しかし、心の自由な人間が心の不自由な人間に迎合し、同じく心の不自由な人間になることはとてももったいないことだ。

Part III

今の私は、自分が中学校から高校の頃、姉のことを理解するのではなく、他人と一緒に彼女を嫌ったことを後悔している。そして、すべてのLGBTQに対する悪意を持っていた過去の自分に平手打ちしたいと感じている。当事者が「異常」なのではなく、過去の私を含め、それを「異常」だと思う人達がおかしいわけだ。私自身が女の子になりたいと思ったことがあるように、知り合いの中にも違う性別になりたいと思ったことがある人は何人もいる。もしかしたら、ジェンダーの境界線はそもそも曖昧なものかもしれない。「男らしい」、「女らしい」といった言葉自体が間違っていると思う。「男」と「女」は水と油のような正反対のものではなく、混ざり合える似ているものなのかも知れない。共通項で括れば、同じく人間だ。つまり、生まれた時に割り当てられた性別だけをもって、人間をパターン化した性格、心理的特徴、振る舞いや仕草などを強制してはいけないのだと感じている。これは私の個人的な思いに過ぎないが、特に保守的な考え持つ方々にも、この思いを伝えたく、私の昔の過ちをブログに書くことにした。

愛は愛だ(photo by 42 North

Q.Z. (ICC Student Staff Leader)

My Story with ICC

Y.Z. (ICC Student Staff Leader)

Hi! This is Y.Z., a new Student Staff Leader (SSL) at ICC from Xian, a historic city in China. I came to Japan as an international student in April 2019.

Here’s the photo I took from the plane at that time. I was so looking forward to the life here.  

(photo by author)

Since I studied pretty hard, I got accepted to the School of Culture, Media and Society (CMS) at Waseda University in the same year. I was going to be a college student in April 2020. It seemed like my exciting university life would start then. I was super excited. But unfortunately, Covid blanketed the world. The situation was extremely serious. Even the entrance ceremony was delayed for a year. 

Entrance Ceremony at Waseda University, April 2021 (photo by author) 

Also, all the colleges in Japan had to change all their courses to online. I mean, ALL THE COURSES were online when I was a freshman. Such a painful thing! Since communicating with people and making friends is a necessity to me, I can’t stand being alone all the time. So, I searched for events and to interact more with the outside world. It was that time when I found ICC, and participated in its events from time to time. 

(photo by author)

The reason that I was attracted to ICC is that I can talk with many international students like me in Waseda University. There are lots of language activities. I can practice different languages, like Japanese or English, and in the meantime, I can also make friends. I’ve talked to Japanese and students from other countries. Sometimes, I can meet Chinese students in the events as well. And there are lots of interesting events, such as events about fashion, geography, earth’s environment and so on.

ICC’s events fulfilled my life a lot when I was a freshman, especially in this unusual period of time. I mean, I think it’s pretty important for both international students and Japanese students to have a place like ICC in university, where we can interact with different cultures and practice our foreign language skills. 

When I joined the events here, all the staff were so nice and kind. I gained lots of information from them. They talked about their studying life, hobbies, experiences working in ICC and so on with participants. We had such nice conversations. At that point, I really wanted to know how it would feel to be a student staff leader. Then, I applied for the position of student staff leader in ICC, and I passed, so now I’m a SSL at ICC.


(photo by author)

At first, when I joined ICC’s events as staff, I made lots of mistakes, specifically, many small mistakes. Like in the online event, I didn’t share the PowerPoint smoothly or failed to get screenshot photos of everyone. Those things are all simple and I never thought I would make mistakes on them. I feel I still have a lot to learn here, because in order to make sure an event goes well, there are so many things to consider besides those basic things I mentioned. For example, coming up with good and appropriate ideas, communicating with the guest speaker, adding specific activities, thinking about possible risks, cooperating with other SSL and full-time staff, and how to do PR, like designing posters, SNS posting, much more than I thought. Therefore, I am going to continue learning here. I hope I am able to plan an interesting and attractive event someday in the future as well.

Now I’m a sophomore, and I’m still worried about my future, like all college students: the job I’m going to do after graduation, where I’m going to live, relationships with others. But at least I found something to do at Waseda University that I can spare no effort on. That’s my story with ICC so far. I still feel that I was blessed to find ICC when I was a freshman, and very happy to be a staff member here now. I’m certain that the experience here will be memorable. 

迫真水族館部 国内旅行の裏技

 χαρετε! 最近古典ギリシャ語を学び始めました、ICCのSSLStudent Staff Leader)のR.T.です。ついこの間入学したばかりだと思っていたらもう3年生。久しぶりの対面授業は嬉しいものの、新入生を見るたびに私の大学生活はあと半分しかないという事実に衝撃を受けながら、日々の課題に追われています。 

 さて、今回のブログのテーマは、日本の水族館です! 

 みなさんは、水族館は好きですか?私は大好きです。数多くの魚類はもちろんのこと、刺胞動物や棘皮動物、軟体動物、甲殻類など無脊椎動物の展示は、地質時代から続く進化の歴史を眼前に見せてくれます。水棲の両生類・爬虫類がユニークな形態で興味深く言わずもがなペンギンをはじめとする鳥類や哺乳類など海獣の展示は大迫力。ショーやお散歩は何度も見に行きたくなります。そしてなにより、その土地ならではの生態系についての展示があり、まさに非日常の場所にいるのだと実感することができます。私はもともと国内旅行をよくするのですが、特に最近は個人的水族館ブームの只中にあります。理由はいくつかありますが、やはり普段の生活では見ることのできない生物たちの生命力が感じられること、ヒトに至るまでの地球数億年の歴史をさまざまな生物の進化を通して目撃できること、ラテン語(生物の学名はラテン語)を日常的に見ることができる数少ない場所、というのが主たる理由でしょうか。 

 そういうわけで、我が国に100以上もある水族館のうち、私が訪れたいくつかを紹介します!どの水族館も魅力的で、可能ならばすべてを紹介したいのですが、それをするには余白が足りません。そこで、いくつかの観点から総合的に評価してピックアップし、私のイチオシ水族館の魅力を語っていきたいと思います。 

 念押ししますがこの文章はただのブログです単に、私の私による私のための備忘録でしかないのですが、もしよければ、みなさんの旅行の参考になればと思います。また、紹介する水族館はどれも大好きですが、貧乏学生の視点から辛口評価を下すかもしれません…。 

魚津水族館(富山県)

・展示内容:☆☆☆☆  

・入館料:☆☆☆ 

・アクセス:☆☆ 

・周辺施設:☆☆ 

・眺望:☆☆☆☆☆ 

URLhttp://www.uozu-aquarium.jp/ 

 トップバッターは、我が地元富山県から魚津水族館をご紹介。初代魚津水族館は1913年開業で、現存する水族館としては日本最古という歴史をもちます。外展示にはチョウザメやフンボルトペンギンが。館内に入る前から興奮が高まりつつ、入館するとまず目に入るのは、富山県の清流や富山湾の豊富な生態系の展示メインの大水槽には富山湾冬の名物:ブリが堂々と泳いでいる様子を見ることができ、大迫力。その他にも爬虫類や海獣の展示もあり、小規模ながらあたたかい雰囲気の感じられる場所です。ラテン語学名表記がないのが残念ですが、入館料は1000円とコスパよし、埋没林博物館との共通券もあるのでお得。水族館正面にミラージュランドという遊園地がありますが、それ以外のお店は少なめ。富山地方鉄道とあいの風とやま鉄道の並走区間とはいえ発着本数と駅からのアクセスは微妙なので、市バスの利用もオススメです。眺望は、至高の一言。魚津周辺では、海と風が創り出す神秘の自然現象:蜃気楼が観測できることで有名です。海と山とを同時に望めるこの地で、ゆったりと過ごしたいものです。

京急油壺マリンパーク(神奈川県) 

・展示内容:☆☆☆☆ 

・入館料☆☆ 

・アクセス:☆☆ 

・周辺施設:☆☆ 

・眺望☆☆☆☆ 

URLhttp://www.aburatsubo.co.jp/index.php 

 続いては東京からも近い、京急油壺マリンパークのご紹介。横浜駅から京浜急行線で約1時間、終点の三崎口駅へ。歩くと少し遠いので、私はバスで向かいます。住宅街からは少し離れて、ホテルやリゾート、研究施設の間に立っているのがこの水族館。入り組んだ湾には海食崖が多く露出しており、この時点で眺望にも満足。さて、入場ゲートを過ぎてすぐ入館!ではなく、広々とした外展示にはアザラシやカワウソなどさまざまな海獣の姿が見えます。そのなかでもキタイワトビペンギンを初めて見たので、私は大興奮。これだけでも素晴らしいのですが、相模湾の生態系展示をはじめとした館内の展示も高クオリティ。さらに、アシカやイルカ、魚たちのパフォーマンスショーも充実しています。休憩室の屋上からは相模湾を一望でき、遠く江ノ島や伊豆諸島、富士山までも望める絶景スポットです。帰りはぜひ、足をのばして三崎漁港や城ケ島まで行き、名物のマグロを食すのがオススメです! 

(追記)

残念なことですが、京急油壺マリンパークは、2021年9月30日(金)をもって閉館するとのことです。この素晴らしい水族館をみなさんの一生の思い出とすべく、このブログを読んだみなさんは、ぜひ一度足を運んでみてください!

沼津港深海水族館(静岡県) 

・展示内容:☆☆☆☆ 

・入館料:☆☆ 

・アクセス☆☆☆ 

・周辺施設:☆☆☆☆ 

・眺望:☆☆ 

URLhttp://www.numazu-deepsea.com/ 

 ヨーソロー!静岡県は沼津から、珍しい「深海」をテーマとした水族館の紹介です。東海道線・御殿場線沼津駅から歩くこと15分(バスもあります)、漁港に近づいていくと、さまざまな食事処・土産処が集まる区画が。海鮮丼を食べてお腹を満たしつつ、そんな一角にある沼津港深海水族館を訪問目に見えて小規模だなあという第一印象を受けたものの実際入ってみると、館内展示は実に充実していました駿河湾は日本で最も深い湾で、一気に深さが増していくという点に特徴があります。日常的な漁でもしばしば深海生物が網に入ることがあるため、水圧差や温度差に弱い深海生物であっても、漁港すぐ近くにあるこの水族館に保護・展示できる、というわけです。初見の深海生物に唸りつつ、私お気に入りの棘皮動物トリノアシもたくさんいたので、満足。大型の魚類や海獣がいなくてもこんなに魅力的な水族館になるのだなあと、感動を覚えました。また、2階の展示スペースには、シーラカンスやサメについての紹介があるので、興味のある人ならば是非付近にある大型水門にも行きたかったのですが、残念ながら定休日でした(泣)。

登別マリンパークニクス(北海道)

・展示内容:☆☆☆☆☆ 

・入館料: 

・アクセス:☆☆☆☆ 

・周辺施設:☆☆ 

・眺望:☆☆☆ 

URLhttps://www.nixe.co.jp/ 

 の!ぼ!り!べ!つ!といえばクマ牧場!だけではありません。苫小牧駅から室蘭本線で登別駅へ向かうと、右手になにやら厳めしいお城のような建物が。駅を降りて数分、その目的地へ到着。登別マリンパークニクスは水族館と遊園地が併設されレストランなども充実している複合施設で、その分料金もお高め。それでも、わざわざ北の大地にまで足を運んで見たいものがありました。それは、ペンギンのお散歩ショー。キングペンギンとジェンツーペンギン(ケープペンギンは気候差の関係で室内にいました)がお散歩するあまりの可愛さに、私は悶絶。メインのお城内部へ入場すると、エスカレーターで一気に上階へ登っていくのですが、なんとエスカレーターは水槽の真上を通っていて驚き。展示内容も、淡水から海水まで北海道の生態系がよくわかる展示であり、大変充実しています。ラテン語学名表記がほとんどないこと、「ニクス城」が明らかにデンマークや北ドイツを意識しているにもかかわらず英語しか書かれていないことは、ちょっと残念でしたが。イルカやアシカのショーはもちろんのこと、爬虫類展示もなかなかのボリュームで退屈させません。また、クマ牧場へのバスや鉄道の時間を考慮したうえで駅周辺を散策することをオススメします。私は鍋焼きうどんを食べました。 

鳥羽水族館(三重県)

・展示内容:☆☆☆☆☆ 

・入館料:☆ 

・アクセス:☆☆☆☆ 

・周辺施設:☆☆☆☆☆ 

・眺望:☆☆☆☆☆ 

URLhttps://www.aquarium.co.jp/index.php 

 参宮線・近鉄鳥羽線の鳥羽駅から、得も言われぬ伊勢湾の絶景を眺めつつ歩くこと約10分。我が国の水族館を代表する存在、鳥羽水族館がそこにはあります。なんといってもその特徴は、飼育種類数が日本一。館内は12のゾーンに分かれ、伊勢湾の展示は言わずもがな、その展示内容の豊富さには驚きを隠せません。水棲哺乳類では、ラッコやバイカルアザラシ、スナメリやジュゴンといった物珍しい面々に私は興味津々。ここのアシカはピアノを弾きます(衝撃)。ペリカンやミシシッピーワニなど大型生物は大迫力ですし、「へんな生きもの研究所」と名付けられた一角には小さいながら進化の神秘さを伝える生物がたくさん。どの展示も雰囲気づくりからこだわりを感じられ、別のエリアに移動すると一瞬にして世界旅行をしている気分になれます。そして、近鉄の一大観光地とだけあって、周辺の商業施設は大変充実しています。伊勢湾観光や離島を結んでいるフェリーや、我が国史上最も偉大な発明のひとつ、養殖真珠の技術を伝えるミキモト真珠島などがあり、一日を過ごすにはむしろ時間が足りないくらい。ぜひぜひ再訪したいところです。 

アクアマリンふくしま(福島県) 

・展示内容:☆☆☆☆☆ 

・入館料:☆ 

・アクセス:☆ 

・周辺施設:☆☆☆ 

・眺望:☆☆☆ 

URLhttps://www.aquamarine.or.jp/ 

 展示数ならばこちらが日本一。なぜあまり知名度がないのだろうと思いましたが、おそらくそれは東京からのアクセスの悪さからでしょう。常磐線特急に乗り泉駅で下車、そこから歩くにはちょっとしんどい距離です。おとなしくバスを使い、近くの漁港で空腹を満たしてから、いざ水族館へ。入場するとそこには、縄文時代・里山をイメージした広々とした屋外展示が。カワウソはとってもかわいいですが、魚類の展示はまだ先です。ようやくたどり着いた本館は、海・生命の進化についての展示からスタート。シーラカンスの標本もあり、すでに興奮は高まっていますが、メインの展示はここから。福島県の海は黒潮と親潮が出会う潮目の海、その生態系の多様性を伝える展示はどれも素晴らしい。潮目の反対側にあたる熱帯・寒帯の海の生物や大型海獣まで、豊富な展示種も評価点です。そしてなにより私の印象に残っているのは、「潮目の大水槽」の眼前にあるお寿司屋さん。生きている魚の目の前で食材の魚を食すと如何にと正直な感想を抱きましたが、この水族館の理念は「環境水族館」。世界人口増と海洋資源の持続可能な利用という問題について、教育的メッセージを発信する役割も担っているのだと、改めて水族館の役割を考えさせられる経験でした。 

海遊館(大阪府)

・展示内容:☆☆☆☆ 

・入館料:☆ 

・アクセス:☆☆☆☆☆ 

・周辺施設:☆☆☆ 

・眺望:☆☆ 

URLhttps://www.kaiyukan.com/ 

 個人的な知名度トップはこちら。大阪の中心地である梅田や天王寺からのアクセスは良好隣接の商業施設はさまざまな店舗や観覧車まである上に、運河を挟んで対岸には大型テーマパークが。(元)日本で一番低い山こと天保山はこちらです。天保山から徒歩数分、海遊館は環太平洋生命帯をテーマに巨大水槽で環太平洋の海を再現するという、先に紹介した水族館たちとは一線を画した展示方法が特徴です。それは、まず8階まで一気に登った後、回廊型の通路を下りながらさまざまな角度で水槽展示を見る、というもの。北の海から南の海まで、無脊椎動物から大型の鳥類・哺乳類まで、多種多様な生物を上から下からと見ていくのは、大変興味深い経験です。その構造がゆえに一度見た場所まで戻るというのが難しいこと、完全屋内型で分厚いガラスによって隔てられているため動物たちの活気を五感で知覚することができない、というのが個人的マイナスポイントですがそんなことよりも、ペンギンが4種もいたので大満足です。帰りは隣の商業施設でモダン焼きを食べました。 

島根県立宍道湖自然館ゴビウス(島根県)

(自前の写真がなかったため、下記公式ウェブサイトより写真を引用)

・展示内容:☆☆☆☆ 

・入館料:☆☆☆☆☆ 

・アクセス:☆☆☆ 

・周辺施設:☆ 

・眺望:☆☆☆☆☆ 

URLhttp://www.gobius.jp/ 

 日本で七番目に大きい湖は、シジミで有名な島根県の宍道湖。松江市東部にある中海(面積第五位の湖)と合流し、日本海へと注ぐ我が国最大規模の汽水湖であります。松江市街から宍道湖に沈んでいく夕日は筆舌に尽くしがたい絶景ですが、宍道湖自然館ゴビウスはそんな対岸、松江市と出雲市の市境近くあります私はこの日、松江市側から自転車でやって来たので、体力的にはもうヘトヘト(ちなみに、最寄りの一畑電車はサイクルトレインなので、自転車の持ち込みが可能です)たまたま存在を知ったこのゴビウスにふらっと立ち寄りました。入館料なんと500。貧乏学生にはありがたい安さ。館の規模は先に紹介した水族館たちよりもひとまわり小さいですが、淡水から海水、そして汽水域まで、宍道湖・中海はじめ島根県の生態系について詳らかに展示されており、見ごたえは十分。隣接する宍道湖グリーンパーク・ペンギンミュージアム(ペンギンはいません)、有名なバードウォッチングスポットとのこと。眺望は実に素晴らしく、宍道湖越しに見える大山が美しい。ゆったりとした時間を過ごせる、あたたかい場所でした。 

アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県)

・展示内容:☆☆☆☆ 

・入館料:☆ 

・アクセス:☆ 

・周辺施設:☆ 

・眺望:☆☆☆☆☆ 

URLhttps://www.aquaworld-oarai.com/ 

 茨城県大洗町。由緒ある大洗磯前神社をはじめ、海水浴や戦車、そして北海道の苫小牧を結ぶフェリーの出発地であるなど、さまざまな名物がある県内有数の観光地です。その観光のメインとも言うべき場所が、この水族館。北は那賀川と涸沼川が合流する汽水域、東には雄大な太平洋が広がっており、眺望も抜群。展示を見てまず衝撃を受けたのが、学名に対する理解度の高さ。生物にはそれぞれラテン語で固有の名前が付けられており、生物を分類する最小単位である種を区別する基準となっています。そんな重要な学名を記載していない水族館の多いこと多いこと。日本語や英語での生物の名前というのは、確かにその言語を話す人々の特徴が顕著に現れるので人類学的には興味深いのですが、世界普遍の記号である学名はラテン語しかありえません。なんとこの水族館は、学名表記をしっかりとしたうえで、そのラテン語についての説明まで表記してあります。そんな水族館は初めてだったので、私は大感動。もちろん、展示内容の充実さも素晴らしい。なかでも、サメの展示種数が日本一とのことで、びっくりするくらいたくさんのサメがいます。イルカショーも大満足でした。 

サケのふるさと千歳水族館(北海道)

・展示内容:☆☆☆☆☆ 

・入館料:☆☆☆☆ 

・アクセス:☆☆☆☆ 

・周辺施設:☆☆ 

・眺望:☆☆☆☆ 

URLhttps://chitose-aq.jp/ 

 最後に紹介する水族館がこちら。北海道空の玄関口である新千歳空港にほど近い千歳駅から徒歩10分弱、川沿いの和やかな場所に位置している水族館です。北海道の川の恵みといえばサケ。この水族館はサケをはじめとする淡水魚の展示が豊富で、淡水の水槽としては日本最大規模。普段の水族館とはまた違った雰囲気を感じます。低い位置にある水槽が多く、屋内展示ながら密閉感がないのもよい。そして、なんといってもこの水族館最大の目玉は、千歳川の水中を直接眺めることができる「水中観察ゾーン」。何を言っているのか分からないかもしれませんが、言葉の通り、流れる川の水中を横から眺めることができます。川を横から見たことなんてありますか?私にはありませんでした。私が訪れた3月はちょうど淡水魚たちの稚魚が生まれる時期で、川には大きな魚の姿は見えなかったものの、稚魚の姿がいくつか確認できました。私はただただ清流をぼんやり眺めることとなったわけですが、時期によって川の様子は大きく変わっていくようです。また時期を改めて再訪したい、そんな水族館でした。 

おわりに

 以上、私の主観による水族館紹介でした少しでも皆さんの参考になったならば幸いです。どの水族館もそれぞれ違った魅力があり、訪れるたびに新鮮な喜びを感じることができると思います。そして往々にして、水族館の周りは水産資源が豊富。水族館を訪れる予定を立てる際は、その日の食事選びもまた楽しいものです。皆さんも、お出かけの際にはぜひ水族館に行ってみてはいかがでしょうか 

R.T. (Student Staff Leader)

Staying Active During the Pandemic: Jump Rope

The COVID-19 pandemic has forced and encouraged many to stay cooped up at home. Without a doubt, this has decreased many of our activity levels, leaving our long-term health at risk. On the other hand, however, many also have taken this opportunity to dedicate their free time to exercise at home, just like I have.

When I found myself stuck in the Philippines and stuck at home due to the nationwide lockdown, I did not want to just sit and wait around. I thought, “this is the perfect time to focus on my well-being.” I remember exercising to workout apps like Nike Training Club, dancing to Zumba YouTube videos, and using liter bottles of water as my homemade weights. 

Out of all the exercise routines I adopted though, there was one that I fell absolutely in love with: Jump Rope.

The problem for most about exercising is that it is just not fun or appealing to spend about an hour doing repetitive sets and making your body struggle. I felt the same way, and that is why it was so important to me to find a hobby that was fun and active. For me, that was jump rope.  

The difference between jumping rope and other regular gym exercises is the tricks. I love the feeling of achievement that comes with seeing improvement. In my opinion, improvement in terms of gym exercise is seen through the number of reps or sets you can withstand or the increase in weight for a particular exercise. However, the tricks learned through jump rope are so much more fulfilling. It shows not just improvement in fitness but in body coordination and concentration.

Did you also know that jump rope is the fastest calorie-burning workout? Jumping rope for 10 minutes can be roughly equivalent to jogging for 30 minutes. This is because it is a full-body workout. So, if you are a very busy person but want to include exercise into your routine, I definitely recommend jumping rope.

Another benefit of jump rope is the portability! I used to be a member of a commercial gym, but wanting to be safer during the pandemic, I canceled my membership. With jumping rope, you don’t need a gym. All you need is some space and your rope. Thus, I usually tend to go out to a park to jump rope. Also, no more paying 8000 yen a month for a gym membership!

I first started jumping rope on June 1, 2020, and after two months I had already learned a lot of tricks, specifically, boxer jump, cross jump, and double-unders. However, my form was still not great. By May 2021, after almost a year of jump rope, my form was better when it came to tricks, my jumps were faster and less exaggerated: overall, the visual improvement was there. 

Check out my progress in the video below: 

If you want to try jumping rope, as a beginner I would check out some of the tons of YouTube videos to understand the right form and make sure you are not risking injury. I definitely recommend not jumping at first, but starting with the hand movements. Once you’ve learned how to do the basic jump, try repeating this routine five times for a short, 5-minute workout:

  • Single-Unders: 30 Seconds 
  • Rest: 30 Seconds 

The better you get, you can try decreasing your rest time and increasing the intensity of your jumps by adding more tricks. This is one of my jump rope workouts that I do almost every week:

  • Single Unders: 30-45 seconds
  • Rest: 10 seconds
  • Boxer Jumps: 30-45 seconds
  • Rest: 10 seconds
  • Criss-Cross Jumps: 30-45 seconds
  • Rest: 10 seconds
  • Double-Unders: 30-45 seconds
  • Rest: 10 seconds
  • Freestyle: 1 minute
  • Rest: 15-30 seconds

I repeat the workout above until I have been jumping for at least 30 minutes.

The kind of jump rope you use is also something to take into consideration. For beginners, I definitely recommend a thicker rope because it is easier to gain momentum. I use a weighted jump rope with heavy handles and a thinner rope. Weighted jump ropes are great for developing upper-body strength!

There are always more fun and time-efficient ways to exercise and change to a healthy lifestyle. Definitely give jump rope a try — you won’t regret it!

Let’s continue staying active during the pandemic! 

B.P.

From the balcony on the fourth floor

オンライン・ライティングコンテストの最優秀賞作品
Online Writing Contest 1st Prize

by CAPRIOLI Nicole
Graduate School of International Culture and Communication Studies

The poem I wrote express the emotions I recently felt while I was looking from the balcony of my apartment in Tokyo. The outbreak of the Corona virus and its consequences made me think even more deeply about human nature and how it has been changed and affected by the environment through the years. At that time, I remembered Mishima’s words written in the epilogue of the book “Sun and Steel,” and as I was thinking about that, the image of the Teshima Art Museum and the emotions I felt that day made their way into my mind. So, this poem was born.

* * *

From the balcony on the fourth floor
of my apartment in Tokyo
I watch a man dig a hole
deep into the earth’s soul
to plant slabs of concrete
and grew up too tall.

I look up at the sky
I see people skimming the sky
atop birds of metal wings
gliding gently with the wind.
It reminds me of those words
written by the last Japanese who
grabbed a sword

“Do I, then, belong to the heavens? […]
Or do I
Belong, after all, to the earth?”*

And like a spell my shell
opened again, my mind
had to hide, to leave space
to the emptiness that was inside.
No pearl was there
nothing my heart could glare.
Many thoughts came by back then

Where’s the place
we humans should stand?

Once I felt I was between
the sky we long for, and the
earth, where we belong
I think:

A man had married his former
climbing the latter with a ring
then he let humans in.

Drops begin to fall from above,
touch the soil and start run slow
to the architecture’s core.

And people quietly are left to stare
naive and unaware.
And I think:
Neither sky nor earth,
And if there is no “I,”
Then the truth just hurts.

* Yukio Mishima, Sun and Steel

私の中の日本

オンライン・ライティングコンテストの優秀賞作品
Online Writing Contest 2nd Prize

by YANG Hang
Graduate School of Social Sciences

「日本」という概念は非常に広範的に、捉えることが難しいと思います。そのために、今回の作文で、私は日本に対する具体的な二つの理解を表して、「私の中の日本」というテーマで作文を作成します。

* * *

4年前、初めて成田空港に着いた時、面白いところを見つけた。到着した人に挨拶文字として、英語は「Welcome to Japan」。それに対して、日本語は「おかえりなさい」と表記された。その時、言葉意味の違いを発見したが、深く考えを全くできなかった。だが、先日、母国から日本に戻り、「おかえりなさい」を見ると、由来もなく感動が湧いて、「ただいま」と心の中で返答した。4年間の留学生活は、私をこの国との絆を深くして、「私の中の日本」も日々変わって行き成長している。

「私の中の日本」を考えると、まず脳に浮かぶ光景は川岸に満開している桜だ。微風は吹くと、花びらが舞い上がって、青空を極めて綺麗に踊った後、ひらひらと川の流れに漂っていく。行方も分からないが、少なくとも今輝いている。最初、日本にとって、「桜」が何故そんなに特別な存在であることも理解できなかった。だが、2年前、日本語学校の卒業式が終わってから、1人でまちを歩いて咲いている桜を見るとき、ようやく「桜」の意味がわかるようになった。人生はまさに桜のようなものだ。枯れることが最初から知っているが、それでも精一杯に咲いて、木から離れる際でも最も美しい姿で舞い落ちる。桜吹雪だ褒められる。1ヶ月後、桜が咲いた跡でも捉えられないが、世の中に与えた綺麗な記憶が永遠に失わなく、春の中に欠席できない存在である。桜がいつ咲く、いつ枯れる、精確な時間を知る人が誰でもいない。それも2人生において、出逢った人と離れた人と同然だ。いつから人が好きになる、いつから好きな人と別れる、これも永遠に知られないことだ。ただ、どの時も、最善な誠意を尽くせ、これも「一期一会」とつながっているのだ。これは「桜」が私に教えたことであり、「私の中の日本」は教えたことである。

「私の中の日本」を続いて考えると、思い付いたことは「伝統」である。日本という国を紹介する時、「現代」、「先進」等、どのくらい「新」を表せる形容詞があっても、「伝統」、「古い」、「渋い」という「旧」を表せる言葉も日本を代表できる形容詞である。現代的な繁華街を巡り、突然神社が発見できることが、日本にとって当たり前なことである。世の中はどのくらい騒いても、鳥居に入ると気が落ち着けて、心と会話ができるようになる。7、8月に入ると、真っ黒の夜空は華々しい花火の幕になり、幕の下に様々な模様の浴衣は夏の最も美しい風物詩の一つである。たすき鈴の音は情熱の人声と融合し、御神輿は人ごみの中で徐に進んでいく。このような景色は特に現代的な国の中で、非常に珍しいものである。また、日本の「伝統」は建築物や民俗文化財だけでなく、人々の考え方にも存在する。例えば、日本における「匠の力」である。職人たちはどのような小さいなことに対しても、工夫を惜しまずに真面目な態度を取り、ものづくりに敬意を持っている。このような精神は社会に影響を与えて、現在、「日本製」は既に高品質の代表として世界で認識されている。歴史や伝統を大切にしていて、伝統を守る国は「私の中の日本」であると思われる。

自文化視点から異文化の違いを体験し理解することが非常に意味深いことである。3そのため、既に4年で日本で生活しているが、毎日もまだ「日本」に対する知見が次々と現れている。これからも新たな発見を楽しみにして、より「私の中の日本」を充実にしたいと思われる。

Discover the Japan inside you

An Ibaraki Prefecture travelogue

オンライン・ライティングコンテストの優秀賞作品
Online Writing Contest 2nd Prize

by KHITROVA Yulia
Graduate School of Letters, Arts and Sciences

Ibaraki Prefecture is considered the least popular prefecture for travel in Japan. I wanted to share my personal experience to not just talk about the beauty of Ibaraki prefecture, but to make other students consider traveling to unusual destinations in general, as this may become a very special experience.

We come to Japan, we go to study almost every day, we walk around the same city in our free time. But at some point, we inevitably realize we only see a small part of the country.

Such a regret awakened in me with the first cold winds of Autumn. Looking through the photos on the Internet, my choice fell on an unusual option – Ibaraki Prefecture.

The noisy Tokyo station brings you to the small city of Hitachinaka, and then it takes just a little to arrive at Hitachi Seaside Park. The main attraction in Autumn is red Kochia bushes. The summer cypress, gentle shade of green falling into the red, its leaves seem sharp, as if you touch it you will get pricked. A whole mountain wearing a dress of red leaves. But October is second to April in Ibaraki Prefecture when blue flowers of nemophila bloom, and the fields, endless fields, become a scene from another world you probably saw in dreams.

Image by author

As night fell, I was already sitting in a half-empty train, rushing into the darkness. I couldn’t get to Fukuroda Falls directly; the railroad that had broken down has not yet been repaired. Stations in the provinces are very different from those in big cities, there are no ticket gateways, and in the late hours, even people cease to be seen. Only lonely house lights and forests in the distance make up for the company. But even there some kind people who were driving in the same direction as my hostel gave me a ride. As I got into the car, I did not feel the slightest bit afraid, I just trusted – this is perhaps one of the great wonders of Japan.

Image by author

The hostel was more like a cottage – standing on a hill, an epitome of an idyll. Inside were old lights, souvenirs from various parts of Japan, and inscriptions from various countries. Now, of course, there are fewer. But I am sure they will come back for sure, some day we all are waiting for.

Image by author

After treating me to some breakfast (I had no idea that fresh natto could be so delicious), the inn owner took me to Fukuroda Falls. A small trail lined with local stores leads to an amazing place, a huge and majestic cascade of waterfalls. In summer its waters shine crystal bright, in fall they are framed by a veil of scarlet leaves, and in winter covered by a cap of ice, creating a whimsical, snow-white still shot.

Image by author

The path to the station was paved with numerous advertisements for orchards offering “apple hunts”. I did not have a chance to go to such an orchard, but I could buy one apple – sweet and crispy – from a nice grandmother on the side of the road.

Nevertheless, an obstacle was waiting for me at the end of the road.

“Hello, when is the train to Mito?”

“In two hours.”

“What am I supposed to do?”

“Go to the onsen. There’s nothing else around here.”

And so I went.

It was in the little onsen that I happened to strike up a conversation with Kawase-san. Kawase-san had once moved from Ibaraki to Tokyo, and I asked her a little bit about what she thought about Ibaraki Prefecture.

From what she said, Ibaraki’s geography is stretched and narrow, and the thinking of those who live closer to Tokyo and those who live closer to Fukushima is noticeably different. Ibaraki may seem like a remote province, but it is where Tsukuba Science City, Hitachi, Ltd., and Japan Atomic Energy Research Institute are located, so you can meet many foreigners there – a slice of globalization carved deep into the depths of Japan. Despite this, Ibaraki is famous as a rather conservative place. It was with Mito that the last Shogun was closely associated. Maybe that historical pride still lingers, finding a place not only in the old Edo-era wooden buildings in the city of Mito but also in the hearts of the people.

Ibaraki has a lot to offer. Landscapes, delicious food, hot springs. So why do so few people come there? My footsteps led me there, and this prefecture found a place in my heart, became a piece of “Japan inside me.”

I am not just trying to tell you to go to Ibaraki. Go beyond Tokyo and Kyoto, and you will find a Japan for yourself, one that is unique and precious. Japan inside you will become Japan around you. Discover it for yourself, so that it opens up to you. It has lots of treasures to share.

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