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グローバルな問題に関心を持つことは、大学生の社会的責任である

※過去にICCで実施した”グローバル人材・インタビュー”の記事を採録します。名称や肩書等は当時のものです。(元記事は2011年9月22日公開)

早稲田大学社会科学総合学術院教授 国際コミュニティセンター長 畑 惠子

専攻はラテンアメリカ政治史。津田塾大学卒、上智大学大学院修士課程修了。筑波大学ラテンアメリカプロジェクト準研究員、上智大学助手、中部大学国際関係学部助教授を経て、1993年早稲田大学社会科学部助教授。1995年同教授。2008年11月から国際コミュニティセンター長。メキシコ国立自治大学留学(1980-81)、メキシコ大学院大学客員研究員(2002-04)。

全員に共通の言語を自然に選ぶ
国際的な環境で、印象に残っている出来事をお聞かせください。

メキシコ大学院大学で在外研究をしていた頃の話です。当時私は、様々な国から集まった人々とともにゲストハウスで共同生活をしていました。そこで印象的だったことが、「全員に共通の言語を自然に選ぶ」ということです。日本人同士で会話をしている中にアメリカ人が入ってきたら、言語を日本語から英語に普通に変えるという具合ですね。特にヨーロッパ出身の人々は多言語ですから、フランス人とドイツ人がフランス語で会話をする中に、私が入ると言語がスペイン語に変わり、さらにインド人が入ると今度は英語に変わる、ということもありました。全員が会話の輪に入れるように自然にできるのは素晴らしいことだと思います。

そうした環境で困ったことや違和感を覚えたことはありましたか。

日本人の中に、国際的な環境でも、自分たちがマジョリティであれば日本語で通してしまう人がいたことです。当時招聘講師として滞在していた、ある日本人の教員は、私が他の国の方と会話をしていてもいつも日本語で話しかけてくるので、とても違和感を覚えました。同じ国の人に日本語で話しかけるのは当然かもしれませんが、日本語を理解しない人がいる集団の中ではやはり良くないことだと思います。各国から集まる人々の中には、共通にコミュニケーションできる言語を自然に選ぶ雰囲気があることが私には衝撃的でしたし、共通の言語がある場合はそれを探す努力をするということが重要ではないか、と感じましたね。

大学教育を受けた人間の社会的責任
「グローバル人材」に必要な能力や資質はどういうものだと思われますか。

最近CSR(企業の社会的責任)がよく言われますが、私は「大学教育を受けた人間が負うべき社会的責任」というものもあると思っています。日本では大学教育が当たり前になっていますが、世界的に見た場合は大学教育を受ける人間はそれほど多くありません。そう考えると、大学で国際的な問題について様々な角度から学び、広い視野から考える機会に恵まれている人間は、グローバルに活躍する能力・資質を備えているはずであり、グローバル社会に対してある種の責任を持っているのではないでしょうか。自分にとって身近でない問題でも、日常的に興味関心を持っておく。そして機会があれば主体的に働きかける。今の大学生には自分のことで精一杯という感じの人も多いので、もう少し社会に関心を持ってもよいのでは、と思いますね。

早大生は大学をどのように活用するべきでしょうか。

やはりまず挙げられるのは国際コミュニティセンター(ICC)ですね。インターナショナル・スチューデントとローカル・スチューデントが時間を共有して相互理解を深めるというのは素晴らしいことだと思います。ただ、今はまだ異文化交流が特別なものという感じです。もう少し自然に留学生がサークルや課外活動に参加し、自然に共通の言語で話すことを選べるようなキャンパスになればよいですね。また興味関心を広げるという意味では、通常の講義やゼミなどあらゆるところにチャンスがあります。単位が必要だから講義に出るのではなく、幅広く知識を吸収できる機会と捉えて様々なことに関心を持って欲しいですね。せっかく努力して早稲田大学に入ったのですから、そこで勉強する機会を得たことの幸運を感じてもらえれば、と思います。

ラテンアメリカに興味を持たなくなった早大生

最近の若者は「内向き志向」と呼ばれています。長年早稲田大学で教鞭をとっておられる先生から見て、学生に変化はありますか。

私の専門はラテンアメリカ地域研究ですが、肌で感じることは、学生さんたちがラテンアメリカに興味を持たなくなった、ということですね。日本との経済的な関係や食糧・資源問題を考えると、もう少し注目されるべき地域だと思います。しかし実際には、他地域への関心よりも、経営学を中心に、企業に入ってから役に立つことを学びたいという人が多く、ますます増えているように感じます。大学は企業人を育てる機関ではないと考えています。ですから、学生さんたちがあまりに就職を意識した選択に偏るのは残念です。大学時代に社会に出てからではできないことをして、経験の幅を広げる、というバイタリティが失われているように思います。アルバイトにしても、何かやりたいことのためにお金を稼ぐのではなく、将来就職の役に立つからという理由でアルバイト自体が目的化して一生懸命やっていたりする。それでは本末転倒のような気がします。

学生は学生時代に何を経験するべきでしょうか。

学生時代にしかできないこと、に尽きると思います。時間があって様々なことができるのは学生時代だけです。それを就職の予備期間みたいに使うのはもったいないことです。やりたいことが見つからなければ、何でも手当たり次第にやってみることが大事です。受験の疲れからか、とくに大学一年目が脱力的というか、目標をなくして何もせず過ごしている人たちが少なからずいるように見えます。そこを上手に活用できれば、その後の学生生活も上手くいくと思います。海外に出ることだけが全てではなく、サークルなど他人とつながれるような活動に参加することも大事ですね。

畑先生が今大学生だとしたら、何をしたいと思いますか。

私が大学生だった頃は、今のように海外旅行が容易ではありませんでした。だからこそ、もう少し早い段階で様々な国を実際に見てみたいと思いますね。またボランティアなども、今は様々な機会があるので挑戦してみたいです。また、私自身がラテンアメリカに興味を持ったのも、本との出会いがきっかけなのですよ。だから本はたくさん読みたいし、今の学生にも読んでもらいたいですね。思わぬ出会いがあると思います。

メキシコ在外研究時代

メキシコ大学院大学の全景。1940年設立

大学でのクリスマスパーティ

教員宅で、研究者たちとパーティ

 

 

編集後記

早稲田大学で学ぶということ。世界的に見たらそれは特別エリートな人材を意味することではないが、大学教育を受けられた幸運な人間である。そして様々な国際的な問題を学び、知っている人間だからこそ興味関心を持ち続け、機会が訪れれば働きかけていく。それが大学生の社会的責任であり、「グローバル人材」の資質である。大学教育を受けている時点で世界的に見たら「グローバル人材」であり得る、という新たな視点を得ることができました。また、確かに最近の学生は同じようなアルバイトに必死になり、同じような研究テーマに集中するという側面があると思います。もっと将来に全然関係なくても「好きなことをやる!」という自由な空気があってもいいのではないか、と感じました。

二瓶 篤(政治経済学部5年)

イベントレポート「日本・韓国青年親善交流事業」

7月27日に日本・韓国青年親善交流事業の訪問団30名をお迎えしICCラウンジにて交流イベントが開催されました。私たちICC学生スタッフも「スチューデントダイバーシティセンター」の一員として参加しました。

本イベントについて簡単にレポートしたいと思います。

最初に行われた昼食交流会では、訪問団側の韓国人学生たちになんと声を掛けたらよいか、はじめはとても緊張しました。しかし、話し始めると同じ大学生同士すぐに打ち解け韓国の冬の寒さやおすすめの観光地、大学での勉強になどとても楽しく会話することができました。会話の中で特に印象に残っているのは、中国の大学に通っている韓国の学生からの「日本では挨拶の時に、年齢を聞くのは失礼なことですか?」という質問でした。私は深く気にしたことがないのですが、みなさんはどう思いますか?国による文化や習慣の違いが、面白いなと感じた瞬間でした。

 

 

昼食交流会の後、早稲田大学のダイバーシティ推進の取り組みを紹介する2つのプレゼンが行われました。1つめは、韓国に留学経験のある早大生が感じた、ダイバーシティ(多様性)について。領土問題やエネルギー問題、国家間では様々な問題を抱えていますが、多様な社会の中で、どのように相手と接するべきかを、彼女の留学経験や早稲田大学での学校生活で感じるダイバーシティに関連させてお話しいただきました。近頃私は、固定概念や先入観とは恐ろしいものだなあと感じることが増えているのですが、日本人だからこう、韓国人だからこう、と頭で決めつけるのではなく、「一人の人間として相手に敬意を持ち接すること」の重要性を感じることができました。

2つ目は、早稲田大学障がい学生支援室の取組みについてのプレゼンでした。最後の質問タイムで「韓国の大学では、障がいを持つ学生が学校をやめてしまうことが多いのですが、早稲田大学ではどうですか?」という質問に、「早稲田大学では、そのようにならないように活動しているので、少ないです。」とおっしゃっていて、自分の所属する大学の障がい学生へのサポート体制の充実ぶりを改めて知る機会となりました。プレゼンをされた障がい学生支援室のスタッフが話された「実は私も耳が不自由です。みなさん、耳が聞こえないとしゃべることができないと思っていませんか?それも先入観です。」とのひとことは私も含めハッとさせられたスタッフが多かったのではないかと思います。

最後に、今回の交流事業のメインテーマである「国際化の進展に伴う大学や企業におけるダイバーシティー・マネジメントの必要性」から、ダイバーシティを推進していくにあたり私たちに何ができるか、これからどのような価値観が必要かについてグループディスカッションを行いました。早稲田大学では今年、国内初となる性的マイノリティ支援とジェンダー・セクシュアリティーに関心のある学生へのリソースセンターとしてGSセンターが開設されたこともあり、ジェンダーについて学生生活の中で感じることなど様々な話題が出ました。

私は普段ICCで異文化交流に関連した業務に携わっていますが、今回のイベントを通して、スチューデントダイバーシティセンターの一員として大学におけるダイバーシティを考えるきっかけができました。また、韓国の同世代の学生たちと意見交換することでグローバルな視点を持つことの大切さにも気づかされました。これからも多様な価値観や生き方を受容するキャンパスのあり方を常に頭におきながらICCでの日々の業務に生かしていけたらと思います。

 

 

学生スタッフリーダー K. H.

写真のある暮らし 2

(一)

三月に入ってから、人生の谷底に着いた気がした。気分が悪くて、体も倒れ、山のような勉強圧力に私は追われた。留学生として、両親も親しい友達もいない他国に、色んな問題が一斉に集まっている時期はさすがに辛い。

以前は何の悩みもなく、いつも元気だった私は、生まれて初めて寂しさというものを味わった。苦しくて、辛くて、逃げたくて、悔しくてそして迷っている。複雑な感情が私の心に差し込んできた。

授業の間に窓から見上げると、ふわふわした雲と澄んだ青空が目の前に浮かんだ。なぜだか急に気持ちが落ち着いた。まるでこの一瞬、世界が止まったようだった。目を閉じて、自分の呼吸を感じて、気持ちを整理したら、いつも通りの自分が戻ってきた。

これは多分成長というものですね。

(二)

先日、ICCが年一回行うOB/OG/現役学生スタッフの懇親会が開催されました!

ICCには素晴らしい先輩が多くいる。このイベントはその優れた先輩たちと後輩の交流のために作られた。私はずっとこの懇親会のを楽しみにしていた。

ICCの先輩達との交流に無限のパワーを感じた。卒業したSSL(学生スタッフ)の先輩たちは今、各分野で活躍している。学生時代に経験したICCの仕事は、今の仕事にも役に立てていらした。

たとえすでに卒業していても、SSLの先輩の中にはICCのことを気にかけている方も多い。先輩たちが創設したICC稲門会はその一つの結晶だと思う。ICC稲門会はSSLの先輩と後輩が互いに交流するために作られた。ICC稲門会を通じて、ICCの精神と異文化コミュニケーションの意志を継ぎたい。

今回の会を通じて、私の「自分がICCの一員なんだ」という思いはさらに強くなり、誇りを持てた。これからは自分の限りある時間の中で、ICCの皆との時間をより大切に過ごしていきたい。

 

X. F. (Student Staff Leader)

Broaden your horizons through travel

Ever just gone out on a whim and booked flights to see places you had only dreamed about visiting?

Most people don’t, but this year I wanted to do something spontaneous and decided to book flights to two places I had always wanted to visit: Phnom Penh, Cambodia, and Brunei Darussalam.

Cambodia has always been a popular tourist destination for backpackers, but many head to Siem Reap, the gateway to the ruins of Angkor Wat, instead of the capital, Phnom Penh. My main reason for wanting to visit Phnom Penh stems from wanting to learn more about the Khmer Rouge regime, which was responsible for the worst mass killings of the 20th century that ultimately claimed up to two million lives.

During my time in Phnom Penh, I was able to learn more about Cambodia’s recent history, and I met a lot of very friendly locals who helped me on my way. Some tips I picked up in Phnom Penh include:

  • Take fresh, crisp American dollars in smaller donations as some places can’t break larger notes or won’t accept them
  • Get ready to negotiate with tuk tuk drivers. Ask more than one driver to compare prices. They will definitely charge more since you are a tourist

  • Take a bus tour to the Choeung Ek Genocidal Center (Killing Fields) since it is further away from the city, and the Tuol Sleng Genocide Museum
  • Hire a tuk tuk for the day to travel around the central part of the city
  • Check out the night markets, and surprisingly Aeon Mall is a very popular place to hang out for locals
  • Make friends with a local, and get them to show you around the city on their motorbike

 

 

 

My next destination was Brunei Darussalam, a very rich oil nation where everyone pretty much has a car, and petrol is dirt cheap! One of the main reasons I wanted to go to Brunei Darussalam other than explore the city centre was to travel to Kota Kinabalu by bus (a tiring 10 hours!) so I could collect almost 8 stamps in my passport. Bruneians are very welcoming, and will go out of their way to help. Some tips I picked up in Brunei Darussalam include:

  • You can use Singaporean dollars in Brunei Darussalam as it is dollar for dollar
  • The best part of my trip was hiring a boat and visiting the Kampong Ayer or the Water Village where more than 39000 people live
  • You can walk around most of the tourist sites in the central part of the city. A highlight was Omar Ali Saifuddien Mosque
  • Accommodation can be expensive for backpackers but there are cheap hostels in the central part of the city

 

 

My trips to Cambodia and Brunei Darussalam have made me want to travel to a few more countries around Asia. Thankfully the ICC has a number of travel guides that you can use to plan your trip too! If you would like to broaden your horizons by taking a spontaneous trip abroad, come and check out these guidebooks and start planning!

 

 

K. U. (Student Staff Leader)

小龍包を食べよう!

みんなさ~ん!

日本で大人気な中国の食べ物、小籠包はご存じですよね!?
東京にも小籠包のお店がいくつかありますが、実は小龍包はいくつか種類があるのです!

小籠包の名産地は、大きく分けて台湾、上海、南京の三つです。台湾と上海の小籠包に比べると、南京の小籠包の皮は薄く、スープが多いので「湯包」という別称もあります。日本人は小籠包と湯包は同じものと思う人が多いのですが、実は別々の食べ物なのです。

ここでは、私は上海出身なので、上海の小籠包を中心に紹介します!

上海の北西部に位置する南翔という町の「上海古猗園餐庁」というレストランが小籠包の発祥と呼ばれています。清の時代の1871年、「古猗園」というお店の店主であった黄明賢が「南翔大肉饅頭」という肉まんを売り出したところ大好評を博したのですが、その後多くの店が類似商品を売り出しました。そこで黄さんは自分の肉まんを、誰も真似できないスタイルにしようと皮を薄く、サイズを小さくするなど、改良を重ねました。試行錯誤の結果できた肉まんは「古猗園南翔小籠」と呼ばれ、人気商品となったのです。今でもその当時の伝統の味が現在に引き継がれています。

耳寄り情報(小声)
今一番美味しい小籠包の店はこの「上海古猗園餐庁」ではなく、町中心の「南翔饅頭店」です。

ちなみに、小籠包の中身はほとんど豚肉ですが、最近は他の具、たとえば海老や蟹などを入れる場合もあります。中でも私は蟹小籠包が一番おすすめです。一度食べてみてください!

毎年9月から11月は蟹が一番おいしい時期です。スープも濃厚な蟹の味がして、具材の蟹のみそも最高ですよ!

 

J. F. (Student Staff Leader)

早稲田キャンパス探検

入学してから、早4か月!

はじめの1か月は、早稲田大学に通っていることすら、違和感がありました(笑)
いまでは、早稲田に通うことが当たり前になり、さらには、ICCで働いている。時間の流れは不思議だなあと感じます。

大学にもなれ、土地感覚もでてきた、入学3か月目の6月。
太陽の熱さを感じて、友達と日陰を探して歩いていると、「大テレビドラマ博覧会」と垂れ幕のかかった建物の前を通りました。はじめは通り過ぎたのですが、中が気になり、友達と「どうする?入ってみよう」となり、正式名称「坪内博士記念演劇博物館」に立ち寄ることになりました。

入ってすぐ、床が「みしみし」と。
「ミシミシする~」と笑っていると、館内の方が「歴史を感じるでしょ」と声をかけてくれました。早稲田大学の風情を感じることができました!
建物自体もレトロでフォトジェニックでした。
博物館と言えば、静かで眠くなりそうな印象がありましたが、ドラマ博覧会ということで過去のドラマが流れていて、賑やかでとても楽しかったです!!
三階には、歌舞伎や狂言などのブースがあって、狂言のお面をつけることでき、とっても盛り上がりました!

元々、お昼を食べる予定で友達歩いていたのですが、この日は、「早稲田校内で行ったことのないところに行こう!」ということで、次に向かったのは、10号館の3階の屋上です!

10号館3階の屋上は、以前から行ってみたかった場所で、早稲田大学を一望できるスポットでした。スッキリしたい時にはもってこいの場所でした!

 

最後に行ったのは、「會津八一記念博物館」です。
「大学内にこんな立派な博物館があるなんて」と感動しました。入ってすぐにある「明暗」という絵はとても、迫力がありました。
また、大隈重信の歴史に関するブースもあり、演説の肉声が聞けましたよ!!

以上、私のとある一日の出来事でした!

大学にはまだまだ行ったことのない場所が沢山あるということにも気づき、とっても楽しい旅だったので、また大学内を探検したいと思います!

皆さんも、ぜひ探検してみてください!
想像よりずっと楽しい旅になると思いますよ~(*^_^*)

 

 

K. H. (Student Staff Leader)

ICCと私

こんにちは、ICC学生スタッフのXYです。

私はこの8月にICCから卒業し、9月から早稲田大学から卒業します。ICCで2年ほど働いた経験を踏まえて、私個人のことを少し書かせていただきます。

私は中国の南京出身です。高校2年生の時に埼玉県で1年間交換留学したことがあります。その時、私はたった1人の外国人生徒として日本の高校に通い、日々異文化に触れる経験をしました。最初の頃は、日本語もきちんと話せず、悩む日々が続きました。例えば、日本語には中国語にない、ため語と敬語という言葉で上下関係を表すような文化があります。先生に敬語、同級生にため語を切り替えることだけでなく、目上の先生と話す時にどう話したら失礼ではないかも苦労しました。私は留学している間に積極的にクラスメートとコミュニケーションをとり、日本の文化を理解し、溶け込もうとしました。大変なことも沢山ありましたが、日本のことをもっと知りたいと思う気持ちが強くなり、大学も日本の大学に行くことに決めました。

早稲田大学に入学後、私はオリエンテーションでICCの説明を聞き、留学生にとって気軽に行ける場所だなと思い、よくICCのイベントに参加するようになりました。ICCはさまざまなバックグラウンドを持った人が集まる場所なので、参加者としても非常に居心地がよかったです。そこで私は日本の文化のみならず、世界中の様々な文化に触れることもできました。そういった刺激を受けた結果、私は大学3年から1年間アメリカの大学に留学しました。このようにICCの自分の人生の成り行きを変えてくれたと言っても過言ではないでしょう。

アメリカの大学にもICCのような場所はありましたが、イベントの数は遥かに少なかったです。毎週1回、カフェアワーといって、留学生が集まって話す場が設けられてはいましたが、留学生だけでなく現地の学生の参加者もとても少なかったのを覚えています。アメリカ留学中にも私はICCの良さを改めて感じることができました。

さて、ICCのことに戻りますが、ICCでは2017年春学期には115のイベントで合計6,393名の参加者がイベントに参加してくれました。留学生にとっても日本人学生にとっても、ICCは異文化交流を楽しむのに最高な場所だと思っています。でも実は早稲田大学ではまだICCのことを知らない、ICCのことをよくわからない人がたくさんいるというのが現状です。このブログを見ている方も是非自分の友達にICCのことを紹介して、友達と一緒にICCのイベントに足を運んでみてください。どこかのイベントで人生を変えるきっかけが見つかることもあるかもしれません。ICCでお待ちしております。

X. Y. (Student Staff)

早稲田から徒歩五分の「ジャズの国」

ICCラウンジによく遊びに来てくれたら気づくかもしれないが、ラウンジではよくBGMにジャズがかかっている。今学期たまたま大学でジャズの授業を取っているので気づいたが、なんとなくHARD BOPというジャンルが多いと感じる(ジャズマニアの皆様もし間違ってたらすみません)。今やジャズはBGMで流れており聞き流せる存在になったが、60-70年代前半では、輸入のレコードがとても高く、「硬派ジャズ喫茶」という、最低マナーとして「クールに振る舞い、私語禁止」そして「一心にジャズを聴きこむ」場所が存在した時期もあった(モラスキー 2010、16)。早稲田大学の卒業生で作家の村上春樹さんも一時国分寺で「ピーター・キャット」という名のジャズバーを経営していた。実は私たちが通う早稲田大学もそんな「硬派ジャズ喫茶」が数あった場所で、現在でもその文化は残っている。

ここではジャズの授業のため、完全ジャズ素人の私が早稲田近辺にある「硬派ジャズ喫茶」に潜入した感想を報告したい。

今回潜入した「硬派ジャズ喫茶」はモラスキー先生が授業で教えてくれた都電早稲田のすぐそばにある「NUTTY」だ。入店した瞬間、どこかに似ていると思ったが、プールサイドによくあるサウナだった。店内はとても涼しくさっきまで外の熱気と「硬派ジャズ喫茶」への緊張の汗も一瞬で止まったが、店のアレンジと言い、客のしぐさと言いサウナにそっくりだった。ただここで楽しまれているものは熱や、木の香りや、汗を流すことではなく、二つのスピーカーから流れるジャズだった。私が育った台湾の台中では毎年町の広場で一週間ほどジャズフェスティバルを開催するが、「NUTTY」で経験したジャズの楽しみ方とは対極線にあった。私を含めた多くの市民はジャズよりも音楽を聞きながら友達と食べ物や飲み物を楽しむのがメインだった。私は日本と台湾のハーフで家庭の文化もあったせいか2016年の9月に来日以来ほとんど日本で「異国」を感じたことはないが、ここ「NUTTY」で初めて「異国」を感じた。ドリンクを頼んだ後「ジャズ喫茶外人」の私は「硬派ジャズ喫茶」での最低限のマナーを破らないように懸命だった。授業で出た課題のため流れている曲や店について感じたことをノート書き写していた。店主がやがて私の存在に気づき、なんと親切にレコードのカバーを僕の席まで持ってきてくれて、その日店でかかっていた曲のテーマを解説してくれた。店を出るころには最初に感じた「異国」感も消え少しはリラックスができた。

ICCは今学期からInternational Community Center からIntercultural Communication Center に名称を変更にしました。ICCイベントに参加し「異文化」を体験するのもよいですが、早稲田近辺で気軽に入国できる「ジャズ国」もおすすめです。ICCラウンジでジャズを聴いた後はいざ「硬派ジャズ喫茶」へ!

参考文献

マイク・モラスキー (2010) 「ジャズ喫茶論 -戦後の日本文化を歩く-」、筑摩書房。

 

T. K. (Student Staff Leader)

Gender and Takarazuka Revue: An Event to Make You Think

Every semester, we, the student staff of the ICC, transform our ideas, interests, and hobbies into written projects that go on to become the events our office is known for. After all my 3 years working here, this is a process I am very familiar with, but at the same time I cannot help but dread it a little. “What if I don’t have any good ideas this time?” “What if my plan doesn’t work out and the event fails?”

With these worries in my mind, around this time last year I submitted the plan to carry out a lecture event that brought together a discussion about gender studies and Takarazuka Revue. My field of study is International Law and Women’s Rights, so of course I am very interested in topics related to gender and feminism. In addition to that, I love music and musical theater, and I had always had a lot of curiosity in knowing more about the unique Takarazuka Revue. For those who might not know, it is a centenarian Japanese musical theater troupe formed only by female artists, who play both male and female characters. The troupe has a wide range of works under their name, going from adaptations of Japanese manga (like the famous The Rose of Versailles) and Western novels (like The Scarlet Pimpernel), to Japanese traditional works (like Genji Monogatari).

Linking those two topics was not a hard task for me, and I knew how I wanted the event to happen. I would invite a former Takarazuka Revue actress to speak about her experiences in an all-female workplace, and also about her perception of gender roles, discrimination against women and her views on the still very patriarchal Japanese society. I would also bring in a Waseda professor specializing on the field of gender studies to share their knowledge on the matter, and both guests would do their presentation together.

However, things are never as easy as they seem, and my previous worries became a reality, with my project meeting some obstacles. First, because of my own academic responsibilities, I had to delay carrying out the event during the fall semester of 2016, and could only start working on it in the beginning of this year. The second issue was harder to overcome, as finding a professor to be my guest proved to be a harder task than I had expected. This problem was a huge rock in my path, and it actually made me rethink my whole event. So, I had my knowledge on the topic, obviously not as good as an experienced professor, but still enough to carry a conversation, and I had the collaboration of Ms. Yasuko Naka, a lovely and helpful ex-Takarazuka performer that had already volunteered her time to my event. What could I do?

I found the answer by changing the format of the project. Instead of doing my original idea and organizing a lecture, I would transform it into a talk show/audience interactive conversation kind of event. I would ask Ms. Naka thought provoking questions concerning gender and Takarazuka Revue, and she would answer them according to her knowledge and experiences. We would also leave the whole conversation open for the participants to join with their own questions and interventions. On paper, the idea sounded great, but it was the first time ever an event like that would be done by the ICC, and a disturbing amount of things could go wrong. Still, we prepared ourselves and decided to give it our best shot on the D-day.

Fortunately, the event was a success. The preparations were carried out without a problem, the conversation between Ms. Naka and I flowed smoothly, her special harp performance was beautiful, and we had more than 70 participants that asked us many interesting and thought-provoking questions. They were so engaged that they also shared their ideas with us through the participant questionnaire the ICC always provides. Some people, that had never thought about gender roles or feminism and had just come because they liked Takarazuka Revue, said our words had given them a new perspective on society. Others, that studied gender in the context of subjects such as law, international relations and sociology, said that learning about Takarazuka Revue made them think of various fresh research topics.

After everything was over, I realized that I had created this event to make people think, but in the end, I was thinking and learning as much as the audience. From the beginning, when the event started taking form, I had to deal with disappointments and obstacles concerning the formal parts of its creation process, and adapt my way of thinking in order to be able to move on. Then, while making the contents of the event talk, during the event itself, listening to questions from the audience, and afterwards, when reading their comments on the questionnaires, I also constantly had to rethink what I thought I knew about Takarazuka Revue and gender. For example, I was very surprised to learn about the expectations put on the Takarazuka Revue actresses to keep being “in character” even when they are not working, and about the higher importance clearly given to the women that play male roles. Thinking about all these new things gave me an improved perception of my research topics and even of society in general. For other people and for myself, I truly hope I can keep helping the ICC to make these kinds of meaningful events from now on.

兵庫の魅力をお届けします!

こんにちは!今年の6月からSSL (学生スタッフ)になったばかりの新人SSLです。

早稲田大学に入学してもう3か月…毎日があっという間に過ぎていきます。

私は、兵庫県出身で、大学に入学するまでは実は東京に1度しか来たことがありませんでした!東京に来て驚くことも多く(特に人の多さや、電車の本数の多さなど…)、本当にすごい街だなぁと思う一方、地元・兵庫の良さも改めて感じています。

そこで今日は兵庫県の魅力を紹介したいと思います!

みなさん兵庫県に行ったことはありますか?実は兵庫県には、たくさんの観光スポットがあるんです♪

明石海峡大橋

兵庫県と淡路島をつなぐ明石海峡大橋は実は、、、世界一長い吊り橋なんです!!びっくりですよね!全長は3,911mもあり、夜にはライトアップされてとてもきれいです★

姫路城

言わずと知れた姫路城は、日本で初めて世界文化遺産となりました。400年前に建てられたもので、シラサギが羽を広げたような姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。真っ白にそびえたつ姿はとても凛々しく必見です!

神戸ハーバーランド

神戸の中心にあるハーバーランドはショッピングモールや観覧車など一日楽しむことができるスポットです!夜景が本当にきれいで、私も月に一回は友達と遊びに行きました♪ハーバーランドは、実は恋人の聖地と認定されていて、ポストにラブレターを投函すると、恋がかなうかも…?オシャレな写真スポットもたくさんあるので、インスタ女子も満足すること間違いなしです★

有馬温泉

有馬温泉は日本で一番古い日本三古湯の1つです。有馬温泉の金泉は冷え性や腰痛に効果があるといわれており、温泉街もとても素敵なところです!!毎年春に家族で訪れています!

明石焼き

みなさん明石焼きはご存じですか?私は明石焼きが有名だと思っていたのですが、大学の友達に聞いてみると、なかなか知っている人はおらず、驚いています…。明石焼きはたこ焼きを、ソースとマヨネーズではなく、冷たいつゆにつけて食べるもので、たこ焼きのルーツになったと言われています。ふわっふわでとてもおいしいので、ぜひ食べてみてください!

いかがでしたか?兵庫県の魅力を知っていただけましたか?兵庫県には六甲山や南京町など、まだまだ観光スポットがあります!兵庫県は大阪府や京都府からとても近いので、本当にアクセスが便利なところです。もうすぐ夏休みが始まります。ぜひ夏休みの予定に入れてみてくださいね★

 

R. N. (Student Staff Leader)

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