ICCと私

こんにちは、ICC学生スタッフのXYです。

私はこの8月にICCから卒業し、9月から早稲田大学から卒業します。ICCで2年ほど働いた経験を踏まえて、私個人のことを少し書かせていただきます。

私は中国の南京出身です。高校2年生の時に埼玉県で1年間交換留学したことがあります。その時、私はたった1人の外国人生徒として日本の高校に通い、日々異文化に触れる経験をしました。最初の頃は、日本語もきちんと話せず、悩む日々が続きました。例えば、日本語には中国語にない、ため語と敬語という言葉で上下関係を表すような文化があります。先生に敬語、同級生にため語を切り替えることだけでなく、目上の先生と話す時にどう話したら失礼ではないかも苦労しました。私は留学している間に積極的にクラスメートとコミュニケーションをとり、日本の文化を理解し、溶け込もうとしました。大変なことも沢山ありましたが、日本のことをもっと知りたいと思う気持ちが強くなり、大学も日本の大学に行くことに決めました。

早稲田大学に入学後、私はオリエンテーションでICCの説明を聞き、留学生にとって気軽に行ける場所だなと思い、よくICCのイベントに参加するようになりました。ICCはさまざまなバックグラウンドを持った人が集まる場所なので、参加者としても非常に居心地がよかったです。そこで私は日本の文化のみならず、世界中の様々な文化に触れることもできました。そういった刺激を受けた結果、私は大学3年から1年間アメリカの大学に留学しました。このようにICCの自分の人生の成り行きを変えてくれたと言っても過言ではないでしょう。

アメリカの大学にもICCのような場所はありましたが、イベントの数は遥かに少なかったです。毎週1回、カフェアワーといって、留学生が集まって話す場が設けられてはいましたが、留学生だけでなく現地の学生の参加者もとても少なかったのを覚えています。アメリカ留学中にも私はICCの良さを改めて感じることができました。

さて、ICCのことに戻りますが、ICCでは2017年春学期には115のイベントで合計6,393名の参加者がイベントに参加してくれました。留学生にとっても日本人学生にとっても、ICCは異文化交流を楽しむのに最高な場所だと思っています。でも実は早稲田大学ではまだICCのことを知らない、ICCのことをよくわからない人がたくさんいるというのが現状です。このブログを見ている方も是非自分の友達にICCのことを紹介して、友達と一緒にICCのイベントに足を運んでみてください。どこかのイベントで人生を変えるきっかけが見つかることもあるかもしれません。ICCでお待ちしております。

X. Y. (Student Staff)

早稲田から徒歩五分の「ジャズの国」

ICCラウンジによく遊びに来てくれたら気づくかもしれないが、ラウンジではよくBGMにジャズがかかっている。今学期たまたま大学でジャズの授業を取っているので気づいたが、なんとなくHARD BOPというジャンルが多いと感じる(ジャズマニアの皆様もし間違ってたらすみません)。今やジャズはBGMで流れており聞き流せる存在になったが、60-70年代前半では、輸入のレコードがとても高く、「硬派ジャズ喫茶」という、最低マナーとして「クールに振る舞い、私語禁止」そして「一心にジャズを聴きこむ」場所が存在した時期もあった(モラスキー 2010、16)。早稲田大学の卒業生で作家の村上春樹さんも一時国分寺で「ピーター・キャット」という名のジャズバーを経営していた。実は私たちが通う早稲田大学もそんな「硬派ジャズ喫茶」が数あった場所で、現在でもその文化は残っている。

ここではジャズの授業のため、完全ジャズ素人の私が早稲田近辺にある「硬派ジャズ喫茶」に潜入した感想を報告したい。

今回潜入した「硬派ジャズ喫茶」はモラスキー先生が授業で教えてくれた都電早稲田のすぐそばにある「NUTTY」だ。入店した瞬間、どこかに似ていると思ったが、プールサイドによくあるサウナだった。店内はとても涼しくさっきまで外の熱気と「硬派ジャズ喫茶」への緊張の汗も一瞬で止まったが、店のアレンジと言い、客のしぐさと言いサウナにそっくりだった。ただここで楽しまれているものは熱や、木の香りや、汗を流すことではなく、二つのスピーカーから流れるジャズだった。私が育った台湾の台中では毎年町の広場で一週間ほどジャズフェスティバルを開催するが、「NUTTY」で経験したジャズの楽しみ方とは対極線にあった。私を含めた多くの市民はジャズよりも音楽を聞きながら友達と食べ物や飲み物を楽しむのがメインだった。私は日本と台湾のハーフで家庭の文化もあったせいか2016年の9月に来日以来ほとんど日本で「異国」を感じたことはないが、ここ「NUTTY」で初めて「異国」を感じた。ドリンクを頼んだ後「ジャズ喫茶外人」の私は「硬派ジャズ喫茶」での最低限のマナーを破らないように懸命だった。授業で出た課題のため流れている曲や店について感じたことをノート書き写していた。店主がやがて私の存在に気づき、なんと親切にレコードのカバーを僕の席まで持ってきてくれて、その日店でかかっていた曲のテーマを解説してくれた。店を出るころには最初に感じた「異国」感も消え少しはリラックスができた。

ICCは今学期からInternational Community Center からIntercultural Communication Center に名称を変更にしました。ICCイベントに参加し「異文化」を体験するのもよいですが、早稲田近辺で気軽に入国できる「ジャズ国」もおすすめです。ICCラウンジでジャズを聴いた後はいざ「硬派ジャズ喫茶」へ!

参考文献

マイク・モラスキー (2010) 「ジャズ喫茶論 -戦後の日本文化を歩く-」、筑摩書房。

 

T. K. (Student Staff Leader)

Gender and Takarazuka Revue: An Event to Make You Think

Every semester, we, the student staff of the ICC, transform our ideas, interests, and hobbies into written projects that go on to become the events our office is known for. After all my 3 years working here, this is a process I am very familiar with, but at the same time I cannot help but dread it a little. “What if I don’t have any good ideas this time?” “What if my plan doesn’t work out and the event fails?”

With these worries in my mind, around this time last year I submitted the plan to carry out a lecture event that brought together a discussion about gender studies and Takarazuka Revue. My field of study is International Law and Women’s Rights, so of course I am very interested in topics related to gender and feminism. In addition to that, I love music and musical theater, and I had always had a lot of curiosity in knowing more about the unique Takarazuka Revue. For those who might not know, it is a centenarian Japanese musical theater troupe formed only by female artists, who play both male and female characters. The troupe has a wide range of works under their name, going from adaptations of Japanese manga (like the famous The Rose of Versailles) and Western novels (like The Scarlet Pimpernel), to Japanese traditional works (like Genji Monogatari).

Linking those two topics was not a hard task for me, and I knew how I wanted the event to happen. I would invite a former Takarazuka Revue actress to speak about her experiences in an all-female workplace, and also about her perception of gender roles, discrimination against women and her views on the still very patriarchal Japanese society. I would also bring in a Waseda professor specializing on the field of gender studies to share their knowledge on the matter, and both guests would do their presentation together.

However, things are never as easy as they seem, and my previous worries became a reality, with my project meeting some obstacles. First, because of my own academic responsibilities, I had to delay carrying out the event during the fall semester of 2016, and could only start working on it in the beginning of this year. The second issue was harder to overcome, as finding a professor to be my guest proved to be a harder task than I had expected. This problem was a huge rock in my path, and it actually made me rethink my whole event. So, I had my knowledge on the topic, obviously not as good as an experienced professor, but still enough to carry a conversation, and I had the collaboration of Ms. Yasuko Naka, a lovely and helpful ex-Takarazuka performer that had already volunteered her time to my event. What could I do?

I found the answer by changing the format of the project. Instead of doing my original idea and organizing a lecture, I would transform it into a talk show/audience interactive conversation kind of event. I would ask Ms. Naka thought provoking questions concerning gender and Takarazuka Revue, and she would answer them according to her knowledge and experiences. We would also leave the whole conversation open for the participants to join with their own questions and interventions. On paper, the idea sounded great, but it was the first time ever an event like that would be done by the ICC, and a disturbing amount of things could go wrong. Still, we prepared ourselves and decided to give it our best shot on the D-day.

Fortunately, the event was a success. The preparations were carried out without a problem, the conversation between Ms. Naka and I flowed smoothly, her special harp performance was beautiful, and we had more than 70 participants that asked us many interesting and thought-provoking questions. They were so engaged that they also shared their ideas with us through the participant questionnaire the ICC always provides. Some people, that had never thought about gender roles or feminism and had just come because they liked Takarazuka Revue, said our words had given them a new perspective on society. Others, that studied gender in the context of subjects such as law, international relations and sociology, said that learning about Takarazuka Revue made them think of various fresh research topics.

After everything was over, I realized that I had created this event to make people think, but in the end, I was thinking and learning as much as the audience. From the beginning, when the event started taking form, I had to deal with disappointments and obstacles concerning the formal parts of its creation process, and adapt my way of thinking in order to be able to move on. Then, while making the contents of the event talk, during the event itself, listening to questions from the audience, and afterwards, when reading their comments on the questionnaires, I also constantly had to rethink what I thought I knew about Takarazuka Revue and gender. For example, I was very surprised to learn about the expectations put on the Takarazuka Revue actresses to keep being “in character” even when they are not working, and about the higher importance clearly given to the women that play male roles. Thinking about all these new things gave me an improved perception of my research topics and even of society in general. For other people and for myself, I truly hope I can keep helping the ICC to make these kinds of meaningful events from now on.

兵庫の魅力をお届けします!

こんにちは!今年の6月からSSL (学生スタッフ)になったばかりの新人SSLです。

早稲田大学に入学してもう3か月…毎日があっという間に過ぎていきます。

私は、兵庫県出身で、大学に入学するまでは実は東京に1度しか来たことがありませんでした!東京に来て驚くことも多く(特に人の多さや、電車の本数の多さなど…)、本当にすごい街だなぁと思う一方、地元・兵庫の良さも改めて感じています。

そこで今日は兵庫県の魅力を紹介したいと思います!

みなさん兵庫県に行ったことはありますか?実は兵庫県には、たくさんの観光スポットがあるんです♪

明石海峡大橋

兵庫県と淡路島をつなぐ明石海峡大橋は実は、、、世界一長い吊り橋なんです!!びっくりですよね!全長は3,911mもあり、夜にはライトアップされてとてもきれいです★

姫路城

言わずと知れた姫路城は、日本で初めて世界文化遺産となりました。400年前に建てられたもので、シラサギが羽を広げたような姿から「白鷺城」の愛称で親しまれています。真っ白にそびえたつ姿はとても凛々しく必見です!

神戸ハーバーランド

神戸の中心にあるハーバーランドはショッピングモールや観覧車など一日楽しむことができるスポットです!夜景が本当にきれいで、私も月に一回は友達と遊びに行きました♪ハーバーランドは、実は恋人の聖地と認定されていて、ポストにラブレターを投函すると、恋がかなうかも…?オシャレな写真スポットもたくさんあるので、インスタ女子も満足すること間違いなしです★

有馬温泉

有馬温泉は日本で一番古い日本三古湯の1つです。有馬温泉の金泉は冷え性や腰痛に効果があるといわれており、温泉街もとても素敵なところです!!毎年春に家族で訪れています!

明石焼き

みなさん明石焼きはご存じですか?私は明石焼きが有名だと思っていたのですが、大学の友達に聞いてみると、なかなか知っている人はおらず、驚いています…。明石焼きはたこ焼きを、ソースとマヨネーズではなく、冷たいつゆにつけて食べるもので、たこ焼きのルーツになったと言われています。ふわっふわでとてもおいしいので、ぜひ食べてみてください!

いかがでしたか?兵庫県の魅力を知っていただけましたか?兵庫県には六甲山や南京町など、まだまだ観光スポットがあります!兵庫県は大阪府や京都府からとても近いので、本当にアクセスが便利なところです。もうすぐ夏休みが始まります。ぜひ夏休みの予定に入れてみてくださいね★

 

R. N. (Student Staff Leader)

就活で感じたダイバーシティの大切さ

こんにちは!就職活動を終えて、ICCに復帰した学生スタッフです。

数か月ぶりに大学にいて感じるのは、大学ってなんて居心地の良い場所なんだろう!ということです。

それは就職活動を通じて、社会のシビアな現実を身に染みて実感したためです。社会人としてのマナーや慣習に適応することの大変さ、毎日同じリクルートスーツに袖を通す日々に辟易する気持ち、「お祈りメール」どころかメールの1本も寄越さずに不採用になることの虚しさ……。これらは当然ありましたが、就活をすると決めたときから覚悟していたことでした。

私が最も肌身に感じたシビアさとは、日本社会のジェンダーギャップです。

「ジェンダーギャップ指数」というものを知っていますか?

世界経済フォーラムが毎年公表しているもので、各国の政治・経済・健康・教育の4分野における男女格差を示す指標です。2016年版はこちらで参照できます

このレポートによると、調査対象144か国のうち、日本は111位。「女性の社会進出」が盛んに推進されているのとは裏腹に、2016年は過去最低の水準となっています。

主要先進国(G7)で見比べると、他国が上位から中位に位置するなか、日本がとりわけ低い水準であることが分かります。なかでも、日本は健康・教育で高得点なのに対して、政治・経済では著しく低い数値を記録しています。

私はもともとジェンダーに関心があり、日本のジェンダーギャップ指数は以前から知っていました。ただ、問題意識はあったものの、中高6年間を女子校で過ごし、大学でも男女比に偏りのない学部にいるせいか、切実な思いではなかった気がします。

就職活動を始めた頃に、志望する企業の採用数や初任給、勤続年数などを調べて、とても驚きました。私の想像する以上に、そこには大きなジェンダーギャップが数字として表れていたからです。

社会人になったら、たくさん働く分たくさん稼いで、好きなだけ趣味に浪費しよう!と意気込んでいた私は、途方に暮れました。

職場で肩を並べて働く男性よりも、たとえ自分が良いパフォーマンスをしても、女性だからという理由でお給料が少ない……そんな未来を想像すると、理不尽さに泣きたくなりますが、日本で就職すると決めた以上は受け入れるしかないことです。

そんなシビアな現実を知って、せめて自分が納得できる環境で働きたい、という思いを胸に刻みました。

就職活動を経た今、私がこれまでジェンダーギャップを感じることなく過ごすことのできた学生時代の環境は本当に素晴らしいものだったのだと、改めて実感しています。

ですが、特別に恵まれていた、という風には言いたくありません。

なぜなら、そんな環境は本来なら当たり前のものであってほしいと思っているからです。

子供じみた理想論のように聞こえるかもしれませんが、世界に目を向けてみると、日本よりも遥かにジェンダーギャップの小さい国が多く存在しています。

このことは、日本社会に対する失望を抱かせる一方で、もっと生きやすい環境というものが確実にあるのだという希望で私を奮い立たせてくれます。

ジェンダーギャップに限らず、社会で当たり前とされている様々なことのために、誰しもが苦しい思いを少なからず抱いていると思います。それに対して「おかしいな」と感じていても、どうすることもできず耐えなくてはいけない場面もあるかもしれません。

ですが、その一つひとつの苦しみは軽視されてはならないものですし、多くの人に共有され、当事者意識をもって理解され、少しずつでも解消されていってほしいと願っています。

今年の7月1日に、早稲田大学は一人ひとりの多様性と平等を尊重するダイバーシティ推進宣言を公表しました。

ICCは主に異文化交流に取り組んでいますが、国籍・言語・エスニシティのみならず、年齢・ジェンダー・セクシュアリティ・宗教などあらゆる面について、自分とは異なる人を理解しようとすることは、誰もが生きやすい環境の実現に向けてとても意味のあることではないでしょうか。

大学生活も残り半年になった今、早稲田で大学時代を送れたことを心から誇りに思いますし、ICCでの取り組みを通じて、大学をより多様性のある過ごしやすい環境にしていくことの一助になれたらと思っています。

 

M.M. (Student Staff Leader)

企業の方と異文化理解を考える ~日本IBM本社への訪問を終えて~

先日、日本アイ・ビー・エム(IBM)本社を訪問してきました。

私たち学生スタッフリーダー(SSL)は普段、主に早大生に向けた学内イベントの企画や運営を行っていますが、今回は新しいことにチャレンジする機会をいただきました。

訪問の目的は、IBMの社員の皆様に、ICCが異文化理解を目的としたテーマ・キャンプで実施しているアクティビティのひとつを体験していただくことでした。特別な道具もいらないとても簡単なゲームですが、実は異文化に順応する過程を誰もが疑似体験できるような仕掛けがつまった奥深~いアクティビティなんです。

このような機会が与えられたのは、IBMで活躍されている元SSLからのお声掛けによるものでした。その方は仕事の傍ら、社員の異文化理解力や適応力を促進する活動に取り組まれており、ICCとして何か協力できることがないかとIBM人事部の方と共に議論し模索した結果、このような形での実現に至りました。

当日の進行役を務めた私ですが、学生ではなく、グローバルに活躍されている社会人の方々が相手だったので、直前まで緊張と不安を抱えていました。しかしながら、当日は温かく迎え入れてくださり、アクティビティが終わった後にも参加者の皆様から大好評との声をいただくことができました。更に嬉しいことに、今回のご経験を今後の社内研修に活かしてくださるとのことでした。

今回のIBMとのコラボは私にとって、普段実施しているアクティビティを別の角度から見つめ直す良い機会であり、ICCにとっても新しい可能性を広げるきっかけになったのではないかと思います。このような経験をさせていただけたこと、そして事前打ち合わせから当日まで多大なるご協力をいただいたことについて、IBMの皆様に心より感謝申し上げます。

 

G.K. (Student Staff Leader)

ICCトークセッション「新しいことに挑戦したい人へ~大人気YouTuber”バイリンガール”になるまで~」を終えて

“Hey guys!! It’s Chika!!”

このフレーズでおなじみのYouTubeクリエイターの吉田ちかさん。

 

先日、「バイリンガール英会話」というYouTubeチャンネルで有名な吉田ちかさんを早稲田にお招きし、ICC主催でトークセッションイベントを開催しました。

ここで、その企画が実現するまでの私の思いを綴りたいと思います。

 

実は、中学生のときにオーストラリアで、現地の家庭にホームステイしたことがあります。

それまではサッカー一筋で他に目も向けようとしなかったのですが、ふと海外派遣って「なんかかっこいいな」という思いで挑戦をしてみました。たった1~2週間ほどでしたが、中学生なりに「何か」ほんの少し視野が広がったと感じる初めての経験でした。

この小さなきっかけと挑戦が今の自分の「原動力」になっているのかもしれません。

そして、この「新しいことに挑戦してみること」で得られた「視野の広がり」だったり、「達成感」を、誰かに伝えたいとずっと考えていました。

 

そんな中、高校2年生のころに運命のYouTubeチャンネル「バイリンガール英会話」に出会いました。当時は英語学習に行き詰っているときで、ふと「YouTubeで気軽に英語を勉強できる動画なんてないかな」と探していたのがきっかけです。初めは英語を分かりやすく教えてくれる”バイリンガール”のお姉さんとして動画を観ていましたが、ちかさんのあるインタビュー動画を観たことで”バイリンガール”ではなく、”吉田ちか”というバックグラウンドに興味を持ち始めました。

そのときに観たインタビュー動画では、初めは大手コンサル会社に勤務されていましたが、その後は銀座でネイルサロンを経営されていたり、YouTubeクリエイターに転身したりと数々の挑戦を積み重ねてきていることを知りました。インタビューの最後には、『今は動画を通して新しいことに挑戦する人の後押しをしたい』との強いメッセージで締めくくられていました。

中学生のときの初めての海外経験で、何か新しいこと、新しい世界の扉を開きたいと抱いていた思いが、インタビュー動画の吉田ちかさんの言葉に後押しされ、人生の先輩として尊敬し、共感を覚えました。

 

大学生になって、自分のやりたい「何か」とは、「日本人学生に新しい視野を持つきっかけを与えていく」ということだと段々分かってきました。今はこうして早稲田大学ICC(異文化交流センター)の学生スタッフとして留学生と日本人学生の交流を促進するイベントやプログラムを企画する機会をいただいています。

ちかさんのYouTubeチャンネルは気づけば登録者数85万人超え!今でもたくさんの視聴者に英語を楽しみ活用してもらうきっかけ作りをされています。

今回の企画は、挑戦する人の後押しをしたいという、ちかさんのメッセージを早大生にも伝えたいという強い思いで取り組みました。そして、世界中を飛び周りお忙しい日々を過ごされているにも関わらず、快くお引き受けいただいた吉田ちかさんを、私たちもわくわくしながら、当日お迎えすることが出来ました。

 

今回の企画のように、学生スタッフリーダーとして誰かに何かしらのきっかけを与えられるチャンスがICCのイベントの中にあり、それが私にとってのやりがいだと思っています。

トークセッションが無事に終了し、驚くことにICCイベントの中で過去最高の集客を得た企画となり、数字の上でも本当に素晴らしいイベントにすることができました。私にとってもイベント企画において新しい可能性やヒントを見出すこともできました。今回、初めてICCのイベントに参加するという「新しいことに挑戦」された学生も多く、とても有意義なイベントになったと実感しています。一人でも多くの人に新しいことに挑戦してみる「きっかけ」を与えられたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。

そして私自身、今回のちかさんのお話から得られたことや参加してくれた学生からのアンケートでいただいた心温まるメッセージが、これからの挑戦への新たな原動力になりました。

 

きっかけなんてどんな形でもいいと思うんです。私も何かに挑戦する原動力は未だに「楽しそうだから」か「かっこよさそうだから」です。ただ、きっかけというのは自分でアンテナを張っていないといつまで経っても圏外だし、たまたまやってきても逃してしまうかもしれません。もやもや悩んで結局やらないぐらいなら、迷ったらどっちが楽しいかで決める。これくらい単純でいいのではないでしょうか。

今回のトークセッション企画に多大なるご協力を賜った吉田ちかさんをはじめ、吉田正樹事務所の関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 

G.K. (Student Staff Leader)

 

ICC Art Museum Visit

Art appreciation has been gaining serious momentum recently. Instagram is probably one of the biggest causes for this momentum, as well as art being included and discussed more sympathetically in various media outlets. This in effect changes the image of going to museum from “boring” to “cool” and/or “cultured”. With Instagram users and the media outlets’ targets mainly are young people, the change can be really felt in this age group. From many arts, arts by Japanese artists have become very popular. Kusama Yayoi is becoming very well-known globally, which in effect also raises the popularity of Japanese modern art. So, since we are in Tokyo right now, and our events also target young people, I thought why not use the opportunity to introduce a tour to one of the best museum in the world, which also houses mainly arts by Japanese artists.

 

We are lucky to be able to cooperate with the Museum of Modern Art (“MOMAT”) in Tokyo for this tour. Of course this is being public art space; we had to limit the number of the participants as well as held it on a weekday so that we do not disturb other visitors. Nevertheless, it was a fun experience which I dare to say is different from the experience you get if you were to go by yourself.

 

The participants were divided into 3 groups. The guides were three cool ladies who were very nice as well. Each group gets to see different set of 3 artworks selected by the Museum. The participants exchanged their opinions, what they feel, etc. towards the artworks. It was awkward at first, but it seems that they get to open up more and more, and ended up learning and laughing together. I cannot be happier to see that the idea behind the event can be realized at the end. I look forward to make another art-related event again soon.

 

 

 

 

 

M. I. (ICC 学生スタッフ)

「ニュースでしか知らないシリア~シリア難民からのメッセージ~」実施レポート

 2016年11月23日、大学から疲れて帰ってきて、何気なくつけたテレビ番組に私は圧倒された。「オーストラリア 難民絶望収容所」。まるで動物のように難民が扱われる映像は衝撃的。ICCスタッフになりたてホヤホヤな私は直観した。難民問題は伝える意義がある。

 

 とにかく一人でも多くの方に難民問題について考えてもらわなくては!!その思いに突き動かされるように難民問題の専門家をリサーチし始めた。企画書も書き終え、これでいこうと思ったとき、某大学で開かれたシリア映画の上映会と講演会に参加した。12月23日。そこに登壇されていたのが、今回のトークセッションのゲストスピーカーであるヤセル・ジャマールさんだった。彼の言葉はほかのどの専門家、ジャーナリストのものよりも心に刺さった。ぜひ、講演をお願いしたい。その場で、彼に依頼をした。一参加者として、難民イベントに参加したことは、同時に一企画者として重要な経験になった。

 

 それから企画書を書き直し、広報を始め、5月19日に「ニュースでしか知らないシリア~シリア難民からのメッセージ~」の開催が実現した。私の希望がかない、逐次通訳つきで行うことができ、司会として今回の企画に至った思いも話させていただいた。用意した席が足りないほど予想を遥かに超える多くの方にご来場いただき、ジャマールさんからのメッセージを受け取ってもらえたと思う。「恥ずかしいことだがシリアについてほとんど知らなかった」「自分にやれることをやろうとおもった」「自分の生活の『当たり前』をもっと大事にしたいと思った」アンケートに書かれた参加者の声が何よりも嬉しかった。

 

 難民問題、シリア紛争は現在も続いている。一過性のものとして終わってはいけない、企画者の私は尚更だ。今回のトークセッションは、私自身にとっても難民問題に対する危機感や共感、問題の再認識など、これからどう考え行動につなげるかのスタートではないかと終了してから改めて思うようになった。

 

 シリア問題、難民問題についてこれからどんな動き、どんな解決策が出てくるかは分からない。そして私は難民問題、シリア紛争の専門家ではないし、国際関係学を専攻しているわけでもない。なので、偉そうなことは一切いえない。でも、そんな私でも、機会の提供はできる。だからこのような企画は続けていくつもりだ。特に学生の皆さんには学内で行われるこのようなイベントの機会を活用し、自分なりの物差しを持ってもらえたらうれしい。もし、ICCで次にまた難民問題や人権問題を扱うイベントを開催できたら、この記事を思い出して、是非皆さんに足を運んでほしいと思う。

 

 

 

 

 



 

 

 

M. T. (ICC 学生スタッフ)

明治神宮フィールドトリップ 事後レポート

「神道と仏教って何が違うの?」そんな留学生の質問に口ごもってしまった私。昨年秋学期に自分の企画したハラルフードのイベントでイスラム教についての知識は深めたものの、自分の国の宗教には無知であったことに気づきました。毎年行っている初詣は神社なのか、お寺なのか…。他の学生スタッフにも聞いてみると神道の読み方すら知らない人も(!)。留学生にとっては日本文化のひとつとして、私たち日本人には最低限の教養として、神道に触れる必要があると感じたのが今回の企画の発端です。ICCセンター長の三神先生に明治神宮の権禰宜でいらっしゃる門崎泰輔様をご紹介いただいたこともあり、明治神宮でのフィールドトリップが実現しました。

 

最初はガイドツアーとレクチャー、そして御祈願祭への参加という、先方からご提示いただいたイベント内容をそのまま実施する方向で検討していました。しかし、ここはICC。せっかく国籍豊かなメンバーが集まるのだから参加者交流の時間を設けたいと思い、途中でグループ対抗のミニクイズを追加で実施することにしました。クイズ内容へのアドバイスを含めフレキシブルに対応してくださった明治神宮の方々には大変感謝しております。

 

当日は天気にも恵まれました。心地よい新緑の下、歩きながら「神道とは?」から普段は聞けないような豆知識までガイドツアーをしていただきました。その後、ツアーの内容をふまえたミニクイズで手水(てみず)の作法の順番を出題。直前に手水を体験したばかりなのに皆さん苦戦していました。最後のご祈願祭では厳粛な雰囲気の中、巫女さんの舞を鑑賞。正座を崩していいですよ、の一言にホッとため息をついた参加者もちらほら。祝詞の中に「ICC異文化交流センター」が含まれていたのにはスタッフも大喜び!今年のICCは安泰でしょう。参加者同士の仲も深まり、解散後に一緒にランチに行った様子をSNSで投稿していただいた方も(担当イベント後にこっそりサーチをかけるスタッフは私だけではないはず…笑)!ホッと安心しました。新しい仲間とともに座学だけでない貴重な体験が詰まったイベントとなりました。

 

イスラム教に続いての宗教企画第2弾となった今回。次はどの宗教にしましょう?乞うご期待!

 



 

 

 

H. K. (ICC 学生スタッフ)

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